全員「緑間の姉！！！！？」 W・C編なのだよ2

40話なのだよ[勝って兜の緒締めよ] ページ41

A「あれ、桜井君は？今日は来てないんですか？そしてなんでアナタは居るんですか？」

今吉「桜井は自分のチームの練習に行ってるで。
だから今日はおらんよ。
あと何で自分はワシをそんな邪見すんの？」

A「いやだって、アナタから教わることは無いですし」

今吉「先輩をバカにしたらあかんで」

A「バカになんかしてませんよ。貶しているだけです」

今吉「一緒やないかい。
…自分、ホンマ変わったな」

A「またその話ですか…別に変わってなんかいないと思いますけどね。
あ、あと、次の試合、心配しなくてもなんとか勝ちますよ。
どうせアナタの事ですから、「勝って兜の緒を締めよ」とかかっこ付けて言おうとしてたんでしょ」

今吉「ははっ凄いなあ自分、占い師にでもなったらどうや？」

A「生憎、進路はもう決まっているので。
あ、今吉さんはなんですか、詐欺師にでもなられるんですか？おめでとうございます」

今吉「ホンマ毒しか吐かんな自分」


A「余計な心配は無用ですよ。
…何があっても、何をしてでも絶対勝つんで」

今吉「…自分何かあったんか？」

A「んー？そうですね、強いていうなら、優先順位が変わった。って所ですかね」

今吉「(優先順位な…)」




その翌日の試合

今吉サンが懸念していた通り

誠凛は序盤、無自覚の内に気が抜けていて

単調なミスが多かったが、

監督の喝(ビンタ)のおかげで、闘気を取り戻し勝つことができた。


その後の試合も順調に勝ち進み


次は、準々決勝

紫原と氷室さんのいる陽泉との試合だ。

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