全員「緑間の姉！！！！？」 W・C編なのだよ2

34話なのだよ[アレックス] ページ35

叫び声を上げながら、こちらへ駆け寄ってきた小金井先輩。

何かを伝えようとしているようだが、
すみません、何も伝わりません…


「Hey,what’s going on?」
(おいおいなんだよ、うるせーなー)

すると小金井先輩の後ろから、ちょっと寝ぼけた
けどとても流暢な英語が聞こえてきた。

しかも、めちゃくちゃ聞き覚えのある声で


アレックス「Hun? Oh Taiga, you came back」
(おータイガ、帰って来てたのか)

火神「おまっ」
A「あ…」

案の定、その声の主はアレックスだった。


アレックス「I missed you so much！」
(会いたかったぞコノヤロー！)

そして案の定、アレックスは再会早々火神の口にキスをして、

それを見せられた皆は、驚きの余り固まった。


アレックス「Hey? Who the hell are you guys?」
(あれ？誰だお前ら？)

やっとこちらに気づいたアレックスが呆気カランと聞いてきた

「「「あんたこそ誰！！！？？」」」

まあ、そうなるよな…



火神が突然のキスにツッコむものの、

アレックスは気にもとめていないようだ。

火神「Why are you here in the first place?!
(そもそも何でここにいんだよ？！
)
Alex!!」
(アレックス！！)

リコ「(アレックスって…)」

「「「火神の師匠！」」」

謎の外国人美女の名前が明かされたおかげで、

皆はようやく合点がいったようだ。


そして、アレックスも

漸く皆のことが分かったらしい。

アレックス「I’m Alexandra Garcia.
Nice to meet you!」
(アレクサンドラ＝ガルシアだ。
よろしくな！)

A「…」


火神「Just shut it and put your pants on!」
(いいから早く下履け！)

そう言ってアレックスにズボンをダンク並の勢いで投げつけた火神

あ、そうそう、

なんかツッコマないといけないと思ってたんだ、

そうか、アレックスのこの姿(ほぼ下着姿)だ…

そうだ。それだ。


アレックス「Gee! Is that how you behave to your teacher?!」
(テメェ！師匠に何すんだ？！)


アメリカと日本の文化の違いかは分からないが、

この人のコレはもう当たり前のような事で、

そしてしばらく一緒にいたボクは、お陰様で感覚がおかしくなったんだよな…うん…

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