24話なのだよ[今] ページ25
今吉「けどまあ、恥じることでもないで。
むしろホンマたいしたもんや。１，２年生だけでのＷ・Ｃ出場。
あと1年あったらイイセン行くやろ
来年またチャレンジしいや」
黒子「・・・そんなに長く待てません。
「また今度」じゃダメなんです。
次じゃない・・・
今、勝つんだ！！」
A「・・・」
どんなに周りが、負けると思い込んでも
どんなに周りが、誠凛を見限っても
どんなに、敵との力の差があっても
どんなに、敵の強さに泣かされても
どんなに、心をへし折られても
このチームの中から、
「勝つ」という思いだけは絶対に消えない。
今吉「切り札のミスディレクションも効果切れや。
気合だけじゃなんも変わらんで」
伊月「それはちょっと違うな・・・
切れたんじゃない、”切れさせたんだ”」
次の瞬間、今吉サンの目の前から伊月先輩が消えた。
ように見えた。
今吉サンを抜いた伊月先輩はそのままシュートを決めた。
今吉「(今のは黒子のバニシングドライブやんけ？！)」
A「消えるのではなく、”消す”
テツヤ君のミスディレクションが切れて使える、最大の切り札、
ミスディレクション・オーバーフロー」
〜〜
後半が始まる前、控室でテツヤ君が1つの作戦を提示した。
A「ミスディレクションの効果をあえて切らす・・」
黒子「はい。正確に言えば、相手の視線をボクから外せなくするということです。
言い換えれば、その逆の誘導・・・
ボク自身に視線を集めることは可能です」
今まで隠していた存在感を逆に出すことで、自身にわざとスポットを当てる。
A「・・・。いいね。最高の大博打、いや、まさに一世一代の大勝負だね！」
黒子「はい」
〜〜
この技を使う上で、最大のデメリットというなら
次の桐皇戦からは、もうミスディレクションが使えなくなること。
それは、傍から見たら、未来を捨てる、じさつこういだろう。
でも、そんなことを気にしてる人は誠凛には1人もいない。
黒子「それでも、ここで負けるよりマシです。
先のことは、またその時考えます」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 68人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2020年8月30日 18時) (
レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
三井 聖夢(プロフ) - オリジナルフラグを外した方が良いですよ (2015年4月27日 15時) (携帯から) (レス) id: 6973885afd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/nomura
作成日時：2015年4月24日 23時
