56話なのだよ[彼女] ページ7
T.O終了後、
これまでどこか、卓越した個人技で点を獲っていた陽泉だが、
今は、外の氷室さんと中の紫原が連携して点を獲ってくる。
それに対し誠凛は殆ど、ゾーン状態のバカガミに頼りっきりだ。
A「…」
・
・
桃井「ねえ、青峰くん
…Aちゃんは？」
お互い、その人とは同じくらいの付き合いであり、
同じくらいその人のことを知っている、幼馴染みが
確かめるように聞いてきた
青峰「…素質はあるのかもしれねえ。
けど、さつきだって分かってるんだろ。
アイツは、氷室(12番)とは違う意味でそれ以前の問題だ」
桃井「…」
アレックス「(私も初めて会った時は、アイツには
どちらかというとタイガと似たようなモノを感じた。
だが、アイツの事を知っていく度に思ってしまう。
タイガとAは違う。Aには限界がある…
なんせアイツは…)」
笠松「限界？アイツにか？
…俺にはそうは見えねえが」
黄瀬「実際凄い人っスよ、Aっちは。
…けど、Aっちは、、先輩が思っているより体力がないんスよ,実は。
(だって、彼女は…)」
桃井「(女の子、なんだよね…)」
彼女に、Aに、
期待を寄せる観客の目に混じって
彼女を知る人達の、彼女に懸念する思いが向けられる
A「…るせぇ」
自陣のゴール下で浅く腰を沈めた状態でシュート態勢に入る
すぐさま氷室が止めに入ってくる
が、氷室がジャンプするより早く
両手でボールをゴールへと放った
氷室「！(この位置からのクイックシュート？！)」
福井「(そんなん入るわけねぇ！)」
岡村「(ここに来て疲れで頭が麻痺したか…まあ、無理もないがの)」
紫原「…！違う(これは…)」
陽泉の中で唯一、彼女の狙いに気付いた紫原が
飛びつくようにジャンプする
しかし、
火神「うわああああ」
密かに誰よりも先にそのボールを狙っていた火神が、
紫原より更に高くジャンプして、一番先に空中でボールを掴む
そして自身の身体落ちゆくとともに
ゴールへとボールを叩きつけた。
紫原「っ…(火神へのアリウープ！)」
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2022年4月6日 12時) (
レス) @page21 id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2021年6月7日 20時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/nomura
作成日時：2021年2月9日 6時
