全員「緑間の姉！！！！？」 W・C編なのだよ3

81話なのだよ [目標] ページ32

その後テツヤ君は水戸部先輩と交代したが、

当の本人はそんなに気落ちしている様子はなく、

誠凛の勢い自体もすっかり調子もよくなったバカガミの活躍により上がっていき

点数を両者同じ数字にした、振り出しに戻った状態で第２Ｑは終了した。


A「すいません、便所行ってきます」

伊月「おう、早く戻れよ」

A「はーい」

控室に戻る途中そう言って列を抜け1人便所へ向かう

そして入り口に入ろうとした時、ボクより小柄な誰かとぶつかった

A「あ、すいま「すいません！！」え？」

ぶつかった事に対して謝ろうとしたら先に物凄く大きな声と勢いで謝られた

　「すいませんすいません！僕の不注意のせいでぶつかってしまって！
ほんとにすいません！！」

なんか聞き覚えのある声だなと思い

じっくりと上下に細かく動くその人を見て、漸く分かった

A「桜井君じゃん。来てたんだ」

桜井「ってあぁ？！緑間さん！」

A「もしかして青峰とさつきちゃんも来てる？」

桜井「あ、いやっ青峰さん達は来てないです、すいません。
来てるのは僕と…ムん」

僕とと続けようとした桜井君の言葉の続きに直感的にイヤな予感がしたから

咄嗟に手で彼の口を覆って止めた

だが、、、

　「なんやー、自分いつの間に桜井とそない仲良くなったん？」

それは既に遅かったようだ・・・

今吉「妬けるなぁ。ワシとも仲良よーしよーや」

A「アナタと仲良くすることは出会った時からしないって決めてるので。
てか、お願いですから背後から話しかけないでください」

今吉「仲のいい友人か後輩の頼みやったら聞いたってもええよ」

A「あ、じゃあいいです」

今吉「どんだけワシと距離あけたいねん」

なんか好きでもない奴等との遭遇率高いな此処…

これから使うのやめようかな…

A「それで、何か用ですか？今吉センパイ」

今吉「別に〜？ただそうやなぁ…
スタートの自分、随分らしくない事しとったな」

A「あぁその事ですか
それならもう十分反省したんで。
一々アナタに言われることでもありませんよ」

今吉「ま、自分ならそこの心配はいらんやろうな。
なら一つ質問。
弟くんが負けた今、自分の目標は何や？」

A「…。誠凛の優勝です」

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