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79話なのだよ 【自主練】 ページ30

〜数日前〜

ある日の練習後、体育館前の水場での事


河原「オレ…
バスケ部辞めよう…かな」

福田「なっ…何言ってんだよ急に?!
がんばればきっと…」

河原「バスケは好きだよ。けど…
火神やAに黒子はもちろん、先輩達もやっぱりみんなすごいよ。
練習にもついていくのが精一杯で…
オレなんかじゃいくらがんばっても
試合なんてとてもムリな気がする」

福田「河原…」

降旗「…実はオレも
同じこと考えたことあるよ。
火神とか見てりゃ誰だって思うよ。モノが違うって
けど、黒子見てると思うんだ
アイツもやっぱすげぇんだけど、
オレでも何かできることがあるんじゃないかって。
もし最後までベンチだったとしても、オレやっぱみんなとバスケやってたい
辞めたらたぶん後悔する」

河原「降旗…
ああ。そうだな…」

A「じゃあこれから死に物狂いで練習だな」

「「「?!」」」

冬真っ盛りだってのに

蛇口の水で汗を洗い流した後も

ずっとそのままで話し続けていた三人其々にタオルをぶん投げる

降旗「A!えっお前いつから?!」

A「河原君のオレバスケ辞めようかな発言から」

河原「最初からじゃねーか!!」

福田「てかさっきこれから死に物狂いで練習って…
どういう意味…だ?」

A「文字通りの意味だけど?
とにかく三人は明日の昼休み職員室前集合な!
じゃまた明日!」

福田「あ、おい!」


一つ伝言をいい残し一足先に帰った次の日の昼休み

職員室前で降旗君と河原君、福田君が揃ったのを確認してから

ボクは目の前にある職員室の扉を三回ノックし、

一言断ってからボクは三人を連れて入室し、目的である山伏先生の机へと向かった

「おぉ来たか。それで俺に用ってなんだ?」

A「昨日この3人から提案された事なんですけど、
今日から昼休み体育館を練習用に使わせてもらえませんか?」

「「「え」」」

「なんだそんな事か。いいぞ。
ただし飯と休む時間もしっかり確保するんだぞ」

A「ありがとうございます。
また何かありましたらお願いしますね。失礼します」

そうして用を済ませたボクは三人を連れて職員室を出た

河原「どういう事だよA?!」

福田「そ、そうだよ!?なんか流れるようにいろいろ進んで行ってたけど?!
?!」

降旗「オレもまだ正直頭が追いついてない」

そこで今日初めて三人が次々と声を上げた

A「まあ細かい事は置いといて。
飯食ったら始めるよ、地獄の自主練♪」

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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2022年4月6日 12時) (レス) @page21 id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2021年6月7日 20時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/nomura  
作成日時:2021年2月9日 6時

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