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75話なのだよ[ボクがいなきゃ] ページ26

火神「お前…今自分で何言ったのか分かってんのか?」

A「-----…え」

どうしてボク、

バカガミに胸ぐら掴まれて睨まれてんだ?

「誠凛(白)タイムアウトです」

試合がもう始まってる…

咄嗟に得点版を見る

混乱する頭で誠凛がリードしているという事は理解できた

そして試合開始から既に2分も経っているという事も。。

A「・・・あぁ」

そして漸く今の状況も理解した。

A「離してくれカガミ。
どうしてこうなったのかも、お前が怒ってる理由も今分かった」

返事の代わりにボクのユニフォームを掴み上げていた手が離れた

ザワザワと客席がざわめいている

視界にうつる海常と誠凛の面々も動揺しているのが目に見えて分かる

・・・ひとまず

A「テツヤ君、ボクなんて言っていた?」

黒子「『ボクがいなきゃこの試合誠凛は負けるんだよ』です。
そして目が赤くなっていました」

A「…んー、そっか
とりまベンチ戻るわ」

火神「おい!」

A「タイムアウトはもう取られてるんだ。
手短く話すから」

困惑が収まらない様子のこの場をそうやって強制的に収拾させて

ボクは一足先にベンチに向かった。



ベンチに座るボクを

まるで事情聴取の様な真剣な顔をして取り囲む誠凛メンバー

話し出しづらい…

A「…えとー
まず先程の暴言と暴動、大変失礼しました
熱が上がり過ぎてボクは抑えが効かなくなりました」

日向「そんな定型文みてぇな謝罪はいい」

A「辛辣ですねぇ。これでも結構マジで反省してるんですけど」

伊月「俺たちが負けるってのはどういう事だ?」

A「んー…それを説明するには時間が足りないので
その話は試合後にでもいいですか?
今はちゃんと冷静なので同じ事はもう起きませんし言いません」

リコ「…。とりあえずAちゃんには一度下がってもらうわ。
おかげでとは言いたくないけど、結果としてウチがリードする形で試合を始められた
あとは黄瀬くんと海常を相手にどこまでこのリードを守り切れるかが勝負よ!」

「「「おう!」」」

b-----

タイムアウト終了のブザーが鳴り

キャプテン、伊月先輩、木吉先輩、バカガミとテツヤ君がコートへと向かう

それをベンチに座りながら見送った後ボクは

隣に座る降旗君に聞いた

A「始まってからここまでの試合の状況教えてもらえる?

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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2022年4月6日 12時) (レス) @page21 id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2021年6月7日 20時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/nomura  
作成日時:2021年2月9日 6時

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