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72話なのだよ[将棋] ページ23

b----

試合開始のブザーが鳴る

深く息を吸い込み

体の内にあるネガティブを吸った空気と一緒に吐き出す

閉じてた目を開け

今始まった秀徳対洛山の試合をジッと見据える

集中モード…ON。。。









b-----

第1Q終了を告げるブザーの音が頭に響く

16対16

真太郎の3Pで火蓋をきった王者と帝王の試合序盤は

何か違和感のある滑り出しだ



続く第2Qは、

花宮や木吉先輩と同じ「無冠の五将」と呼ばれている内の1人

葉山小太郎さんの目で追えない速さで床にうたれるドリブルと身軽な動きに流れを持っていかれそうになっていたが

秀徳一丸のチームプレーによって止めることが出来て

b--------

また同点のまま前半終了のブザーが鳴った。


A「…フゥ」

降旗「大丈夫か?A
あんま無理すんなよ」

張り続けていた集中の糸をひと息吐きながら解くと

隣でずっと一緒に試合を観ていた降旗くんが心配そうに声をかけてきた

A「あぁ、ちゃんとこの後の試合の事も考えて加減してるよ」

するといきなり背後から思いっきり頭を叩かれた

A「ってぇ!」

日向「何で一回も控室に顔見せに来ねぇんだダァホ!」

A「あー、すいません、、忘れてました」

何と言おうか迷ったが、あえて正直に伝えたら盛大にため息をつかれた

日向「で、どうなんだ?試合は」

A「んー、将棋の様な展開ってところですかね」

日向「は?」

ボクの報告に対し首を傾げるキャプテンを傍目に

目線をボクの前にいるバカガミとテツヤ君そして赤司の三人に向ける

バカガミが上から話しかけると

赤司はバカガミと視線を一度合わせ逸らしたのちそいつの横を通り過ぎた

その時に赤司はバカガミの左肩に自身の左手を置き

その片手だけで自分より長身のバカガミを強制的に尻もちをつかせた

黒子「火神君!」

慌ててバカガミに駆け寄るテツヤ君に赤司は牽制するような目で彼を見ながら言った

赤司「テツヤもだ。
お前の力を見出したのは僕だ。
いずれそれを思い知ることになる」


今度はボクが赤司とすれ違う

赤司「君も開会式以来だね、A」

A「るせぇ、気安く名前で呼んでんじゃんねぇ。
神サマ気取りが」

赤司「…。別に神を気取っているつもりはない。
至極単純な話だ、すべてに勝つ僕はすべて正しい」

それ以上ボクと赤司は話すことなく互いの横を黙って通り過ぎた。


そして、

誠凛と海常のアップも含めた休憩(インターバル)が終わり後半が始まる

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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2022年4月6日 12時) (レス) @page21 id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2021年6月7日 20時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/nomura  
作成日時:2021年2月9日 6時

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