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51話なのだよ[本音] ページ2

そして、疲弊した状態で紫原の相手をしていた

木吉先輩の身体はとうとう限界を迎えた。


ゴール下で倒れている木吉先輩を

紫原が片手で吊し上げる

紫原「あーあ、もう限界だね。
これが現実でしょ。結局あんたはなす術なく、あげく体力も尽きた。
そしてひっこめばオレをどうこう以前にインサイドは完全に死ぬ。
どうあがいても誠凛の負けだよ

で…どう?
またなんも守れなかったわけだけど…
楽しかった?バスケ」

悪意があるかどうかは分からないが、

これがカレの本音である事は、疑う余地もない事実だ

だからこそ、

その言葉によるダメージは相当なものなのだ。





誠凛は木吉先輩とテツヤ君を交代した。

そして、新たなフォーメーション、

S・A・M(ステルス・オールコート・マンツーマン)

と共に反撃を始めていく。



試合は、4点差で第3Qを終えた。


僅かな休憩(インターバル)中

バカガミが2Pエリア全て1人で守るだの

木吉先輩がなにやらホッとして泣いてしまうだの

おかしなことがたて続けて起こった


そんな状況に思わずクスッと笑ってしまう。


A「…監督、ボクと水戸部先輩を交代して下さい」

リコ「え…」

日向「この状況で水戸部と交代って、お前分かって言ってんのか?」


これまでボクは、ずっと主に外からの攻撃の為にコートに入っていた

そして、木吉先輩やバカガミのような中の守りは避けてきていた。

木吉先輩が下がることになった今入るということは、

ゴール下の争いに参加すると言うことでもある。

それでも、

A「分かってますよ。
それでも、誠凛が勝つ為に力を尽くしたいんです

ボクが入れば、外から点を取れる可能性が高まります。ゴール下でも絶対足は引っ張りません。
だから、お願いします」


すると、ボクの額にキャプテンの掌があてられた

日向「お前…なんか変なものでも食ったか?」

A「え?」

伊月「そういってやるな、日向。
いいことじゃないか」

水戸部「…」

小金井「おう、そうだな水戸部!今日は赤飯だ!」

土田「少し大袈裟過ぎやしないか?」

降旗「やっぱAって、素直でいいヤツだな!」

福田「ああ!いいヤツだ!!」

河原「俺は今とてつもなく嬉しいぞ!A!!」

A「…」


え、ちょ、色々反応に困る…

52話なのだよ[飢え]→←50話なのだよ[紫原]



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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2022年4月6日 12時) (レス) @page21 id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2021年6月7日 20時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/nomura  
作成日時:2021年2月9日 6時

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