１だんしんぐ ページ1
あんずside
「えっと、今日の練習はこれで終わりです。」
ありがとうございました、と小さくお辞儀する。
プロデューサーの仕事も少しずつ慣れてきた…ように思う。
「お姉さま、今日もありがとうございました。」
「あんずちゃん、無理はしちゃだめよ？
あんずちゃんが倒れたら、みんな心配するのよ？
気をつけてね♪」
「ナルくん、うるさいんだけどぉ？
てか俺は、自己管理できないプロデューサーとか無理なんだけど。ちょ〜うざぁい。」
「ふぁぁ…
やっと終わったの…？疲れた…。」
「わははははは！リッツはずっと寝てたけどな！
…寝てた？…寝る？寝かす？子守唄？
はっ！インスピレーション!!」
…お察しの通り、今日はKnightsのレッスン日。
癖のある人達が集まる夢ノ崎アイドル科でも
特に近寄りたくない人達。
「あの…お姉さま、」
「どうしたの？司くん。」
ただし朱桜司一人を除いて。←←←
可愛いまじ天使最上級の癒し。←←
「あの、大変お恥ずかしいことではあるのですが、
私danceが苦手でして、今日練習いたしましたような
少々速めな曲などは特についていけないのです…。」
しゅん、と落ち込む司くん。
て、て、て、天使…！←←
「あ、ダンスか…」
それは確かに私も思っていたことだった。
どんな曲調にもついていけているのが凛月くん。
割りと速めな曲が得意なのは月永先輩。
瀬名先輩とお姉ちゃんは、ゆったりとした優雅なダンスの時に生き生きしている。
司くんは確かに苦手そうなのは見てとれた。
「んーと、じゃあ明日のレッスンまでに対策を考えてくるね！」
「すみません、お姉さまの手を煩わせてしまい…
ありがとうございます、」
「ううん！いいのいいの！
明日も頑張ろうね!!」
はい！と答え、帰り支度を始める司くん。
私もはやく帰ろう、と急いで支度をした。
「…ダンス…？んー、ダンスはあいつの本領だよねえ…。
明日、来るように言っとこうかな…ふぁぁ…めんどくさ。」
────
意味不にもほどがありますね…(つд；*)
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作者名：めがね@うさたん | 作成日時：2016年12月21日 21時
