【黒子のバスケ】全寮制男子校に幼馴染み探しに来た俺…。【男主】

穏健派何て親衛対象の前だけ。 ページ28

？「まったくほんとやんなっちゃうわね〜、最近…。」

？「まぁまぁ〜。玲央姉。って言ってもね〜。」

？「気に入らねぇ。」


黒跡学園はお金持ちの学校であるため、広い。
その為、殆ど使われていない教室も沢山あるわけである。
ここは、東校舎の二階、赤司征十郎の親衛隊の本部、第三理科室横の準備室である。


実渕「だってさ〜、征様ったら堂々とあの転校生に抱きついちゃってさ〜。」

？「その後、赤司様の部屋行っちゃったしね…。」

実渕「やっぱり……。ヤったのかな、小太郎…？」

葉山「そっ、そんなの知らねーよ、玲央姉っ！」


赤司征十郎親衛隊隊長、実渕玲央の問い掛けに、赤司征十郎親衛隊副隊長の葉山小太郎は顔を赤くして答える。

それを見ながら、赤司征十郎親衛隊幹部の根武谷永吉は、


赤司「赤司様の顔、赤かったよな…。」


そんなことを呟いた。


実渕「そうね…。」
葉山「はじめてみた…。」


準備室がシーンとする。


実渕「親衛隊としては、応援すべきなのかしら…？」

実際、青峰大輝の親衛隊は今、彼の恋を応援している。


葉山「やだな。」
根武谷「…、俺も。」

実渕「私も。」


目を見合わせる。


無言でそれぞれの意思を確認する。


この学園で親衛対象が恋をした場合の対応は２つ。


１つは親衛対象の恋を応援すること。


２つ目は＿＿＿＿＿＿＿




“制裁”。



実渕「決まり、ね。」


葉山「うん。」
根武谷「あぁ。」



標的は＿＿＿＿＿





藤池A。

作者より→←新たな親衛隊

ラッキーカラー

あずきいろ

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