視線 ページ22
ついてない…。
ほんと今日も一日ついてなかった…。
画鋲事件から始まり、担任の相田先生には娘に何となく雰囲気が似ているということで何故か気に入られたり、四六時中大輝が着いて来たり、そして、
生徒会の皆様に夕食を誘われたり。
否、強制参加。
何なんだろうね、全く…。
食堂で待ち合わせって…。
普通、呼んだ方が先に来るべきだろー!!
とか、この学校のアイドル的存在である、生徒会の皆様に内心きれる。
青峰「Aー、あんな奴等ほっといて何か食べよーぜー。」
A「そうしたいけど、征十郎待ってないとめんどくさそうじゃん。」
青峰「確かに赤司はめんどくせー。」
黒子「そういえば、Aくん、食堂には生徒会専用席があるんですよ。」
A「マジで…。」
そんな他愛もない雑談をしていると、
桜井「すっ、すいませんっ!藤池Aくん…。」
大輝の親衛隊隊長に声を掛けられた…。
A「はっ、はいっ!」
桜井くんにつられてと、相手が大輝の親衛隊隊長ということで変な返事をしてしまった…。
桜井「あの、少しお時間頂けますか?」
A「俺??」
大輝が俺のすぐ横にいるのに…。
桜井「はい。二人っ切りで…。」
A「良いよ。」
黒子「Aくんっ!」
A「大丈夫だって。桜井くんより、俺強い自信あるし、二人っ切りって言ってるし…。」
黒子「嘘かもしれないじゃないですかっ!?」
俺より俺のことを心配してくれる、テツヤ。
A「それに、俺だっていつかは話さなきゃなーって、思ってたし。」
これは本当。
大輝と本当にそういう関係だったのか?
今はどう思っているのか?
俺のことをどう思っているのか?
どうしたいのか?
A「大丈夫だから、テツヤ。
行こ、桜井くん。」
桜井「はっ、はいっ!」
結局、大輝は何も言わなかったけれど、
後ろから強くて刺さるような、
でも、
すごく心配そうな視線を感じた…。
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みずき - 本当に面白いです!ヾ(≧∪≦*)ノ〃ほかの作品も、拝見させてもらいますね! (2014年7月13日 22時) (レス) id: ce44c37966 (このIDを非表示/違反報告)
みちる(プロフ) - 優さん» ありがとうございますっ! (2013年10月5日 19時) (レス) id: 2a0b6edf0e (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - みちるさん» 続編みやしたよ!! (昼に) (2013年10月5日 19時) (レス) id: a92b0090bb (このIDを非表示/違反報告)
みちる(プロフ) - 優さん» 光の速さとか速すぎですww ありがとうございますっ! (2013年10月5日 18時) (レス) id: 2a0b6edf0e (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - みちるさん» まじっすか!!! 作成したら光の速さで見に行きますね^^←ぇ (2013年10月5日 13時) (レス) id: a92b0090bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みちる | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/michiru0501/
作成日時:2013年9月23日 23時