本気 ページ15
A「……、大輝、何言ってんの?」
言ってから後悔した。
だって、
大輝が凄い傷付いた顔をしたから。
A「わっ、わりぃっ!その、いきなりで戸惑ったっつーか、その俺、大輝を恋愛対象として見たことなかったっつーか……。」
俺は必死に取り繕う。
ザワザワ
食堂の雰囲気も何となくやな感じになっている…。
A(やべーな……。色々……。)
青峰「Aは、俺のこと嫌いなのか…?」
久し振りに見た、大輝が本気で傷付いている顔。
A「何言ってんだよ!俺はお前のこと好きだけど…
もち、“友達”としてなっ!」
友達、の部分を強調してしまったのは、仕方あるまい…。
青峰「そうか……。友達としてか。」
何か考え込んでる顔……。
因みに、大輝=馬鹿が考え込んでる場合は、ろくな答えが出て来ない。絶対っ!
これは、経験上知っているのだが…。
A(何、考えてんだろ。)
青峰「A…。」
大輝がキリッとした顔をして、俺を見てくる。
A「何?」
青峰「俺、さっきも言った通りお前のことが好きだから、
お前、俺と付き合え。」
A「嫌だ。」
即答。
何?その俺様的理論はっ!
やっぱり、大輝は馬鹿だ…。
青峰「なんでだよ…。」
俺様のくせにすんごい落ち込んだ顔するし…。
A「だって、俺大輝のこと友達としてしか見れねーし。」
青峰「そうか…。
じゃあ、どうしたら俺と付き合ってくれんだ?」
A「う〜ん、そうだな…。
俺がお前に惚れたらじゃねーの?」
軽く答える。
『まぁ、ないだろうけど』
と、続ける前に、
青峰「よし、じゃあわかった。俺がお前に惚れさせれば良いんだよな?」
A「まぁ、おう。」
大輝がニカッと笑う。
A(この笑顔は昔とかわんねーな。)
そんなことを思った時、
Chu
唇に柔らかい感触。
???
思考が停止する。
青峰「まぁ、今日はこれだけな。
じゃあ、またなっ!」
そんな笑顔で言われても……。
そう思った。
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みずき - 本当に面白いです!ヾ(≧∪≦*)ノ〃ほかの作品も、拝見させてもらいますね! (2014年7月13日 22時) (レス) id: ce44c37966 (このIDを非表示/違反報告)
みちる(プロフ) - 優さん» ありがとうございますっ! (2013年10月5日 19時) (レス) id: 2a0b6edf0e (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - みちるさん» 続編みやしたよ!! (昼に) (2013年10月5日 19時) (レス) id: a92b0090bb (このIDを非表示/違反報告)
みちる(プロフ) - 優さん» 光の速さとか速すぎですww ありがとうございますっ! (2013年10月5日 18時) (レス) id: 2a0b6edf0e (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - みちるさん» まじっすか!!! 作成したら光の速さで見に行きますね^^←ぇ (2013年10月5日 13時) (レス) id: a92b0090bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みちる | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/michiru0501/
作成日時:2013年9月23日 23時