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「……………………」
「……………………えっと、初めまして、」
最寄り駅に、頭一つ飛び出ている方を発見。緑髪に眼鏡。
うん、此れで人違いでも誰も責めない。
四時ちょっと前、私は彼を見つけた。無言のプレッシャーを放ち続ける彼に、近付いて声をかける。
「お前が『南A』か?」
「はい」
「ふん、ならさっさと案内したまえ、待ちくたびれたのだよ」
「…………えっと、」
「何だ」
良かった、赤司君から話は通してあるみたいだ、と思うと同時に、先程から視界の隅が気になって仕方が無い。
「高尾君、居るよね?」
「……………………なっ!?」
ぎょっとする緑間君と、惚けた高尾君。先程まで爆笑しながらスマホで緑間君を撮影しておりました。
や、声を掛けない訳には……ね?
高尾君が近付いて、緑間君の代わりに口を開く。
「南ちゃん、俺の事知ってんの?」
「勿論。ホークアイを持つ、HSKなポイントガードさん」
「うわ、マジかwww」
あれ、又お腹を抱え始めた。
「南、こんな奴放って先へ行くぞ」
「え、良いの?」
「うん、俺付き添いだから」
そっか、と頷いて彼と別れた。
Aちゃんって呼んでいい?と言われ承諾したが、特にアドレス交換等は行なって居ない。
其れより今は、無愛想な彼を早く如何にかせねば。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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nome(プロフ) - 律。さん» コメントありがとうございました!赤司君と絡むのが遅くてすみませんm(_ _)m頑張ります。 (2015年6月16日 20時) (レス) id: 6a7654f1e9 (このIDを非表示/違反報告)
律。 - はじめまして。赤司君とこれからどう関わっていくのか楽しみです。更新無理せず頑張ってください!! (2015年6月14日 17時) (レス) id: f3d528ae0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nome | 作成日時:2015年3月31日 20時