占いツクールの闇

実話 ページ3

「題名は...う〜ん。『占いツクール選手権ってなんなの？』でいいや。」

乃香は自分の作品そっちのけで実話を書いていた。

(由利が悪いの....由利が私のことばかり...)
そんな考え...いや、言い訳をしていたから、乃香はなんの躊躇もせずに書いた。

クラスで占いツクールの選手権をすること、それが原因でいじめに近いことをされていること。
すべて隠さず書いた。

数分後＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「でき...た」

乃香は書いた文章を何度も読み直し、力いっぱい、保存ボタンを押した。


もちろん底辺作者の私をお気に入り作者にしてくれる人などいないから、すぐに結果は出ないとわかっていた。


乃香はパソコンを閉じ、ドキドキしながら明日を待つことにした。

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