鬼神様と崇められた鬼 弐【鬼滅の刃】

第71話 炭治郎、絶体絶命？ ページ35

炭治郎「ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｯ！！」


杏寿郎「しっかりしろ！竈門少年！！汗」



炭治郎の目が徐々に赤紫に腫れ上がる


杏寿郎は苦しむ炭治郎を
あまり暴れさせないよう抑え込む



貴方「炭治郎！？」


無惨「私の毒がやっと回り始めたか……」


貴方「毒だと！？」


無惨「さあ苦しめ！！竈門炭治郎！！


そして……呼吸の使い手共！！」






ドックン






柱「うっ！？」


貴方「なんだ？みんなに何をした無惨！！」




柱たちの体には炭治郎と
同じような症状が現れ始めた



悲鳴嶼「みな！！呼吸だ！！
呼吸で毒の速度を落とすんだ！！！」


不死川「っ！！…ふぅー」


甘露寺「はっはぁ…」


伊黒「っふうぅーー」


冨岡「はあ……はぁ……」


杏寿郎「……ふう…」




柱たちや隊士たちは
呼吸で毒の進行を弱めるが


いつまで持つかそれは分からない




貴方(くそ！！油断した！！
まさか毒を持っていたとわっ！！)



Aは無惨に攻撃を仕掛けるが
無惨に近付く度に肉を削がれる



無惨「どうした？A、柱共
先程よりも動きが鈍いぞ？ﾆﾔ」


貴方「黙れ！！」



不味い、柱はまだしも炭治郎が危ない
どうにかしなければっ！！



貴方(ん？あれは……)



瓦礫の中から隊士たちが続々と出てきた


「柱達を守れ！！
今までこの人達に守られたんだ！！

この人達に何度命を救われたか思い出せ！
その命を今ここで燃やすんだ！！

この人達ならやれる！無惨を！
鬼舞辻無惨を倒す希望なんだ！！
今度は俺たちが柱を守る番だ！！」



隊士たちはそれぞれ柱の前に立つ



冨岡「お、お前ら……」


不死川「やめろ！！お前ら！！」




「うおおおおお！！！」

「少しでもいい時間を稼げ！！」

「朝日が出るまででいい！！」

「柱を守るんだ！！」



貴方｢お前たち！？
ワシの前に立たなくてもいい！！
危険だ！下がっていろ！！」


「Aさん！俺達が壁になる
だからその間に奴の隙を見つけ出すんだ！」


貴方「ワシは鬼だ！！守る必要などない！」


「鬼だの関係ねえ！！
貴方は希望なんだ！」


貴方「！？」





希望……


鬼だの関係ない……




そんなこと言われては……





貴方「負けてたまるかああ！！」



不死川「っ！！俺達も行くぞおおお！！」


柱「はい！！/ああ！！！」





「……っはあ……はあ

あれが鬼舞辻無惨……」



ーー
更新お待たせしました汗

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