鬼神様と崇められた鬼 弐【鬼滅の刃】

第72話 覚えてくれてた ページ36

？？side



次々と隊士が殺られていく



血しぶきと肉片が飛び散る

仲間が、どんどん殺られていく




俺はそれを見ることしか出来ないのか？


また逃げ出すのか？





目の前に仇がいるのに


何も出来ずに終わるのなんて


絶対に嫌だ




嫌……なのに





「くそっ……全然体が動かねえよっ」




俺は、本当にダメ人間だっ





ドサッ！！




炭治郎「ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！！！」


杏寿郎「しっかりしろ！！竈門少年！！」




あれは炭治郎！？



なんだあれ！？



あの炭治郎がっ

優しくて強いあいつが




やばい！！早く助けないと！！



でも




どうすれば？




はっ！そうだ！

口は悪いけど医療にたけてたあいつなら
何とかしてくれるんじゃないか？



でも今は恋柱様の所にやつはいる！




あいつをここまで呼べばっ！！




「で、でも……体がっ……」





俺は震えが止まらなかった

目の前に仇がいるのに


仲間たちのように体を張ることもせず、
ただ怯えて見てるしかできない俺に



「やっぱり……俺はっ…だm」


「村田ああああ！！！！」


村田「！？」




俺が何かを言いかける前に

誰かが俺を呼んだ




「炭治郎が動けない！
安全な所で手当を頼む！！」




そう、俺を呼んだのは水柱


冨岡だった




俺はすぐに炭治郎の元へ駆け寄り、
心臓マッサージをした




村田「炭治郎しっかりしろ！！
炭治郎聞こえるか！！」



呼吸が弱まる炭治郎を担ぐ村田



村田「安心しろ！
向こうに連れて行ってやるから、
手当てしてやるぞ！」



涙目になりながら必死で炭治郎を
背負いながら走る村田



無惨「無駄なことを」



無惨は村田に攻撃を向け

村田の背後に無惨の腕が伸びる



村田(やばい！？)



ずしゃあああっ！！！



冨岡「はあっ……はぁっ
走れ！！村田！！炭治郎を頼む！！」


村田「ああ！！涙目」




村田の愈史郎へ走り出す



村田(俺の名前を覚えてたんだ冨岡
選別の時から一緒だった俺たち…!!

すごい差がついちゃったけど
同期なんだぜ俺たち……


絶対に助けるからな炭治郎！！
俺が出来るのはそれぐらいだけど
死ぬんじゃねぇぞ！炭治郎！！)





ーー
長い間更新できず、
お待たせしました(--;)
やっと時間が取れそうなので
ゆっくりですが書いていきます！！
少し原作に追いつきすぎて、
何書けばいいか追いつかなかったんです←
これから新しい生活が待ってる皆様
優しい心で待ってもらえると嬉しいです( ˇωˇ )

第73話 転がる胴体→←第71話 炭治郎、絶体絶命？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す