鬼神様と崇められた鬼 弐【鬼滅の刃】

第57話 柱、集結 ページ17

黒死牟「しかもその若さで…痣がでるとは
あのお方に…お前も鬼にしてもらおう」


無一郎「！？」



黒死牟の刀が無一郎の肩に刺さる



貴方「無一郎！！」


杏寿郎「時透！おのれ！！黒死牟！！」


黒死牟「お前はそこで…大人しくしてろ」


無一郎「ぐっ！！こんなもの！」


無一郎は刀を抜こうとするが
なかなか抜けない


杏寿郎「時透無理をするな！！
傷口をあまり動かすな！」


黒死牟「次はお前だ…煉獄」


杏寿郎「ふぅ…！炎ノ呼吸 弐ノ型 昇り炎天」


黒死牟「！」


杏寿郎「肆ノ型 盛炎のうねり！」



杏寿郎は連続で技を繰り出す
今までよりも早くそして踏み込んでいく



貴方(ワシは見ているだけしかできないのか！
早く無一郎を助けなければ！！)


無理に腕を引き抜こうとするA
そのせいで腕がちぎれかけていた


貴方「う！うおおおおっ！！」



ﾋﾞｷｯブチッ

氷と腕が壊れていく音が響く



貴方「うぐっ！あぁああ！！」



痛みが走る
だが鬼のワシには関係ない！！

早く早く行かねば！！



ずしゃあああっ！！！

Aの左腕が千切れた
だがまだ足や左腕が抜けない



貴方(もう少し！)


徐々に氷が割れ始め、
足も抜けるようになった


杏寿郎「うおおおお！」


黒死牟「！？」


その時杏寿郎が黒死牟の首を切り落とした



杏寿郎「やったぞ！」


しかし


黒死牟「……」


首をなくした黒死牟の身体はまだ動いた
首無の状態で杏寿郎を蹴り飛ばした


杏寿郎「ううぐっ！？」


バーン！！


貴方「杏寿郎！！！」


杏寿郎「ゲホッ！はあっ！」


黒死牟「首を切り落としたからといって…
油断したな煉獄」


貴方(な、なんだあの姿は…！！)


身体から刀が生えている


黒死牟「終わりだ…煉獄」


黒死牟がトドメをさそうとした
その時だ


グサッ！！


黒死牟「！？」


無一郎「誰も死なせない！！」


黒死牟の脇腹に刀を刺す無一郎


黒死牟「ほう…刀を自力で抜いたか……
だが腹を刺すだけでは…鬼は倒せぬぞ？」


「ならばこれならどうだ？」


黒死牟の首に鎖がかかる


「風ノ呼吸 壱ノ型 塵旋風・削ぎ」


黒死牟「！？」


黒死牟は技をくらい、壁まで飛ばされた


不死川「おいおい煉獄なにボーっとしてやがる」

悲鳴嶼「遅れてすまない」


杏寿郎「不死川！それに悲鳴嶼殿！」


不死川「チンたらしてんじゃねえ
さっさと立て煉獄」


杏寿郎「！！うむ！その通りだ！」


黒死牟「…柱か…あのお方の手土産にしてやろ」

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