上り坂物語 (ページ6)

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5話ぐるぐるカーテン2 ページ6

1人で教室に帰って来た私。

桜「はあ....今日もダメダメだったな...」

私はなぜかそばでひらひらとゆれているカーテンに飛びついて
外の景色を眺めた。

ぼーっとしている時間が今のいまはすごく幸せに感じた。

そんなことを思っていると、パタパタと足音が聞こえてきた

そしてどんどん足音がそばまで聞こえてきて
私がくるまっていたカーテンが

ピラっ...

桜「うわぁぁ!!!」

駒「もう桜!なにしてんの!?」

桜「なんだいこたんか....」

駒「あっ!桜、いこたんこわ!おばけ!とっととでていけーーー!
とか思ってるでしょ！」

桜「ちがーう違う違う！そんなこと思ってません！」

駒「じゃあどんなこと思ってるの?顔暗いよ?」

桜「うーんちょっとね...」

駒「言えないの?」

桜「いや、そうゆうわけじゃなくて...」

駒「この生駒里奈様に全部はきだしてみなさい!!」

桜「もーいこたん!なんかムカつく!!w」

桜「あのね、今日みたいに私すぐ失敗するじゃん?
でもみんなはキレッキレでカッコいいしそろっててきれいだし...
なのに、私はそんなみんなの努力をじゃましてるんだよ毎回毎回
頑張ってるのにダメなんだ...って思うとすごいつらくなっちゃって.....」

駒「そうだったんだね...」

駒「もう桜!もっとたよりなさい!」

桜「えっ.....」

駒「桜はずっとそれを1人でかかえこんでたんでしょ?そんなこともっと早くいえば
私は協力できたんだから!
桜さ、みんながこまってるのみつけると、解決しようとしてくれるじゃん?
そんなふうに、私だって桜を支える自信はあるんだから！」

桜「でもみんな疲れてたし、迷惑じゃない?」

白「迷惑だなんて思わないよ！桜!」

桜「まいやん?あれ?みんなも....」

生「私だって桜支えられるもん！」

七「私も桜の頼れる人になりたい」

堀「私でいいなら私にもなんでもいって!」

橋「迷惑だなんて思わないから」

飛「もー桜そうゆうとこあるよねー!」

駒「みんな桜のこと迷惑だなんておもってないんだよ?私達は桜をがっちり支えるから
もっと頼って?」

桜「みんな....ありがとう！」

私はこの後みんなと一緒にレッスン室に戻って一緒に練習した。

みんなかけがえのない友達だ...。