上り坂物語 (ページ5)

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4話ぐるぐるカーテン1 ページ5

私達はちなみにアイドルを目指してるの!
まあこの学園には、自分の意思で受験して合格した人もいれば
親のいいなりになって受かっちゃった人もいる。
でも可愛い子ばっかりで、時々、
私はこの人たちと一緒にいていいのかなー
とか思ったりもしちゃう.....
それぐらい可愛い子だらけなの!
けどね、みんな可愛いだけじゃない。

ダンスレッスンの時間

みんな始まる前は自主練してんだけど、
それがもうキレッキレ！
カッコいいの!
もう別人と思うぐらい！

白「さくらー！なに突っ立ってんの!?」

橋「さくらも練習しなきゃついていけないよー」

桜「ああーごめん！」

また見惚れちゃった！
だけど練習してても見たくなっちゃうもんなー

先生「はい！レッスンはじめまーす」

全員「よろしくお願いします！」

今は、１つの曲にそってダンスレッスンしている

その曲は私にとっては、共感できる歌詞が多い歌で、いい曲だなー！
と思っているの。
けどダンスはみんなでそろえる動きが多い。
そしてキビキビ動かないとついていけないの
そんなダンスをみんなは簡単にこなしていく。
そして今日もその曲で練習
最初のイントロがはじまってみんなが一気に踊り出す

先生「はいやめー!
おい、桜!全然ついていけてないし、そろってないぞ！」

桜「すいません。」

先生「あとで、みんなとステップを確認するように!」

桜「はい、分かりました。」

また失敗した…毎日やっちゃうんだよな.....

この後はまた新しいフリを教わってこの日のレッスンは終わった。

そして私はすぐにフリ確認とかしたかったからみんなに声をかけようとした。

ここどうやるの?とかこのフリあってる?とか
聞く質問も考えてイメージトレーニングは完璧だったはず!
だったんだけど…
みんな疲れてて休憩してたから、なぜか声がかけられなかった。
かけたらいやになるだろうとも思ったし、せっかく頑張って疲れたのに
また教えて!とか言ったらめんどくさいだろうし体調悪くなっちゃうだろうなーとか
考えてしまって...

結局私は誰にも声をかけず、レッスン室をあとにして、教室に1人でもどっていった。