80話 ページ48
前田「これって…血まみれのハンカチ?」
波多乃「でもハンカチの端に森野優って書いてあるんだ」
前田「それって…森野のハンカチって事?」
小橋川「多分そうだと思うぜ」
前田「でもどうしてこんな所に…」
波多乃「私の推測なのだが…もしかして殺害現場はここ美術室かもしれない」
小橋川「まじか!?」
前田「確かに普通血まみれのハンカチをゴミ箱には捨てないよね」
小橋川「森野の事だから洗えば大丈夫!とか言いそうだもんな…」
波多乃「だから犯人は森野をここで殺してここでついた血とかを拭き取ったと思う…まあこれは全部私の推測だが…」
前田「いやすごいよ波多乃。取り敢えずこの考えを視野にいれておくね」
波多乃「あ…ありがとう…」
血まみれのハンカチを手帳に記録しました
コトダマメニューで確認できます
小橋川「後これってなんだ?」
前田「これって?」
小橋川「これだよこれ」
小橋川は小さいハンマーを見せてきた
前田「これって?」
小橋川「多分凶器になったハンマーだと思う。洗い流したかは知らないけど少しだけ濡れているんだ」
前田「つまり犯人は森野を殴った後にハンマーについた血を洗い流したってことだね」
波多乃「小橋川、それを何処で見つけたんだ?」
小橋川「えっ…あそこのロッカーにあったぞ…」
前田「このロッカー?」
僕はロッカーを開けた
小橋川「いやそっちじゃなくてこっち…」
前田「え…」
ロッカーの中には血で汚れたナイフがあった
小橋川「えぇ!?」
波多乃「ナイスだ!前田」
前田「え…まあ偶然だけどね…」
波多乃「超高校級の幸運の名はだてじゃないな」
前田「う…うん…ありがとう…」
改めてナイフの方を見ると刃の部分に血がべっとりとついていた
小橋川「凶器になりそうなものがどんどん見つかっていくな…」
前田「確かにそうだね…」
波多乃「でも森野の死因は後頭部の打撲痕だよな?」
前田「確かに…森野の死体には刺し傷とかはなかったよね?」
小橋川「それならなんで血で汚れているんだ?」
前田「確かになんでなんだろう…」
若干濡れたハンマーを手帳に記録しました
コトダマメニューで確認できます
血で汚れたナイフを手帳に記録しました
コトダマメニューで確認できます
6人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゴロハチ(プロフ) - 名前を反映する方法は物語の名前を入れたいところに(名前)と入れたらお名前のところの名前が物語に反映されますよ〜 (2022年12月10日 20時) (レス) id: 41621638dc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:眠いけど寝ない蒼さん(無期投稿停止?) | 作者ホームページ:http://maedasora
作成日時:2022年10月24日 22時