推しがお仕置きされるのは避けたい！（2） (ページ30)

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63話ページ30

前田「あっ！ちょっと聞いて、僕、美術室で変なものを見つけたんだ」
『変な物って？日記とか写真とかがあったの？』
前田「そう森野の言う通り美術室の床に落ちていた写真を1枚拾ったんだ…そこには此処には居ない平良や友利も含めて全員が写っていた」
小橋川「はぁ？俺たち全員が写っていたのか？」
前田「それに全員楽しそうに笑っていたんだ…」
比嘉「俺はお前達と一緒に写真を撮った記憶は無いぞ？！」
伊良波「サツキもです！……まあそもそも写真を撮る機会なんてありませんでしたガ…」
祷「いいえ、それでもおかしいです。私達は数日前に初めて此処で出会ったのに…」
波多乃「実はもっと前から会っていたのか？」
鳳「集団で記憶喪失ってか！？流石に有り得へんやろ！！」
『でもあんな高性能のモノクマを作れる人ならなんか出来そうだけどね…』
小橋川「それでも流石にあり得ないだろ…記憶喪失なんて…」
前田「後、おかしな点はそれだけじゃなくてさ、写真の真ん中だけが切り取られていたんだ、人1人分のね」
上原「私達以外の誰かなんて…私達は16人で全員ではなかったのか？」
牧「もしかして…僕達を閉じ込めた黒幕！？」
比嘉「そんなわけねぇだろ…なんで俺達が黒幕と仲良く写真を撮るんだ？」
山口「そもそも、その写真の存在自体がおかしいよ…」
祷「モノクマさんが偽造したのではないですかね？…それ以外考えられません…」
小橋川「そもそもこの話って本当なのか？」
そして大勢の人の疑惑の視線が前田君に降り注ぐ
皆疑心暗鬼になっているようだ…
その後銘苅姐さんが前田君の話は本当だと弁明してくれた
『(銘苅姐さんのそう言う所私は好きだよ…)』
その後前田君が希望ヶ峰学園58期生の卒業アルバムを出してきた
『(埃がすごい被っている…)』
黒川「…これは…！」
上原「希望ヶ峰学園58期生卒業アルバム？」
鳳「58期生…？何年前の先輩や？」
『えっと…計算してみると…大体21年前の先輩だねぇ？えっと如月半蔵？このアルバムの持ち主の名前かな？何か関係があるのかもね…』
前田君曰く、このアルバムが１つだけあっただけで他にその人の所持物らしき物は見つけられなかったらしい…
『(まあこの場所ですらその人の所持物だけど…)』
一体黒幕は何時間も掛けて如月研究所を希望ヶ峰学園に見間違えるほどの改造をしたんだろう…
作者「3章は学級裁判をやる予定です！結構本格的にやろうと思います！」
作者「なので結構時間が掛かるかも知れません…」