推しがお仕置きされるのは避けたい！（2） (ページ25)

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58話ページ25

比嘉「いや、でもこんな事が起こったら混乱して何をすれば良いかわからなくなるだろ！」
金城「そんな物は関係ない、それに森野は応急処置をしたし波多乃はすぐに祷を連れてって治療させた、2人共合理的な判断をしてくれたよ…でも何でお前には出来なかった？」
平良「あっ…あ…」
前田「金城！これ以上平良を悪く言わない方が…」
波多乃「そうだ！茜を悪く言うのは私が許さない！」
上原「た、平良？大丈夫か？」
上原の声で全員が平良の方へ向く
平良「ごめんなさいごめんなさいゴメンナサイゴメンなさい……」
『あらら…もう手遅れだなこれは…』
比嘉「平良？大丈夫か？金城の言う事に耳を貸すな！」
波多乃「おい！茜！しっかりしろ！金城の言う事は気にしなくて良い！」
前田「平良？大丈夫？」
小橋川「金城！！いくらなんでも言い過ぎだ！」
金城「言い過ぎ？俺はまだ言い足りないがな。この犯罪者にそもそも犯罪者は死んだ方がいいと思うが…」
小橋川「お前…！いい加減にしろ！！」
伊良波「こ、小橋川！？手を出してはいけませんヨ！校則違反デス！」
黒川「……皆一旦休もうよ…もう深夜だし…詳しい事は明日話し合いしよう…」
そう言い皆は彼女に賛同し解散した…平良ちゃんは精神崩壊を起こしているので波多乃と祷そして前田が一緒に介抱しながら個室に戻っていった…
皆が戻るのを確認し…私は友利ちゃんを探しに行った
『友利ちゃん…どこだろう…』
私は動力室に近い場所を中心に探した
『友利ちゃーんいるー？』
そう言いながら私は動力室に入ると
友利「も…り…の…？」
私の声で起きたのか友利が私の方を見て返事をした
『あっ…起きちゃった？ごめんね…』
友利「ここは……い゛っ！！！」
友利ちゃんは動こうとすると傷に響いたのか痛そうな顔をしてお腹を抑えた
『大丈夫？』
友利「これを見て大丈夫だって言えるの？…」
『ごめんごめん』
『…後さ…さっき平良ちゃんから全てを聞いたよ…』
そう言うと友利ちゃんの顔は変わった
友利「だ、だったらなんで私なんかに構うのよ！」
『君の事が大切だから…』
友利「……は…？…アンタは…なんなのよ…私なんかに構って！アンタは孤独な私と違って仲間がいるじゃん！それなのに…こんな計画を立てた私を大切だって…一体なんのつもり！？同情ならすぐにやめなさいよ！！！！アンタもどうせ私の事を見捨てるんだから…」
『……友利ちゃん…』