推しがお仕置きされるのは避けたい！（2） (ページ12)

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47話ページ12

波多乃「あっ…森野…」
波多乃ちゃんに会いました
『(何故こんなタイミングで)』
『は…波多乃ちゃん…』
波多乃「な…なんだ？」
『こ…これあげる…』
そう言って私は流れ星のバッチを渡した
波多乃「これはなんだ？」
『暇だったから作ってみたんだけど波多乃ちゃんに似合いそうだったから…嫌だったら捨てちゃっていいから…』
波多乃「あ…ありがとう…大切にする…」
『そ…そう…ありがとうそれじゃ…』
波多乃「森野！」
『なっなに？』
私が振り返ると波多乃ちゃんは優しい笑顔を浮かべてこう言った
波多乃「無理をするんじゃないぞ…」
『え？』
波多乃「なんとなくだが…森野は責任を感じているんだと思ってな…」
『どうしてそう思ったの？』
波多乃「ただの勘だが…そう思ったんだ…だから森野…もしも辛い事があったり責任を感じているなら私に言ってくれ…私達はもう友達だろ？友達なら辛い時も励ましていくんだと思う」
『波多乃ちゃん…ありがとうね…もしも辛い時があったら君に言うから…だって私達は友達だからね…』
波多乃「そうだな…」
『それじゃありがとうね波多乃ちゃんまたね』
波多乃「嗚呼こっちこそありがとうな」
そう言って波多乃ちゃんとは別れた
そしたら
上原「……森野か…」
上原君と遭遇しました(´･ω･`)
『(なーんで今日はあの夢に出てきた人が来るんだろう)』
そう考えると今日見た悪夢がチラつく
『うっ…』
上原「…！大丈夫か？」
『だ…大丈夫だよ…』
上原「嘘をつかなくていい…」
『え？』
『(嗚呼そうだこの子って確か…人の本心とか感情とかが読めるんだった…)』
『…上原君にはお見通しか…』
私は今日見た悪夢の事を話した
上原「…そうか…」
『ごめんね…こんなくらい話を聞かせて…』
上原「大丈夫だ…絶対に…森野なら絶対に死なせない…だから安心しろ…」
『何を根拠に言っているの？』
上原「勘がそう言っているんだ…」
『勘かぁ…』
上原「まあ…取り敢えず森野はちゃんと状況を見ている…お前は大丈夫だよ…ちゃんと皆を守れるから…」
そう言って上原君は優しい笑顔を浮かべる
『ありがとうね上原君…』
上原「どういたしまして」
上原「そうだ…あの時のプレゼントありがとうな…」
『どういたしまして…上原君なら喜んでくれると思ったよ…』
上原「嗚呼アレはここから出たら専門の人に管理を頼もうと思う」
『それなら早くここから出ないとね！』
上原「そうだな…」
『それじゃまたね〜』
そう言って私は上原君と別れた