柱共通の師範【鬼滅の刃】

漆 ページ9

さて、と。

次は男共やな。

ぱっと目に付いた相手…義勇を見た。

義勇か。水の呼吸の使い手……

あの人、だ。

｢そうやなぁ…義勇…とみは水慣れしてもらおう。って事でそこの湖に3時間くらい泳いどいてもらえるか？(=^▽^=)｣

他の柱はポッカーンと言う顔をした。

あ〜、まぁそりゃね？当の本人もポッカーンと言う顔をした。

でもすぐにいつもの顔に戻りスタスタ湖の方に走り去った。

わぁ…この感じ、やっぱあの人のやつだぁ……

あの人……鱗滝左近次さんだ。

私が柱になる前から柱で 尊敬できる先輩だ。

次は……と。

｢実弥…いや、さね。杏寿郎はあんでいっか。そこの2人は性格は違えど体格が似てるね。2人は協力して北に位置する村に潜む鬼を探して倒してきぃ。協力してなかったらあかんで？

制限期間は半月。準備が終わったら言ってな。

次に天元…てん。行冥…はぎょうね。2人は協力して南の山のふもとの町にいる鬼を討伐してきぃ。正体はバレんように、夜にこっそり出て。
同じく制限期間は半月。日が暮れ始めた頃に出る事。ええな？

そしてむいとえ〜……おばな！はあたしの前で戦ってくんないかな、え〜、藤の花？のとこみたいなとこで。

さて、んじゃあ行動開始ね！｣

皆あたしにあだ名で呼ばれてポカーンとしたがすぐに体勢を取り直し、さね、あん、ぎょう、てんはそれぞれの場所に戻り、みっちゃんは泣く泣くあたしが渡したダンベルを持ち自室らしき場所に向かって走り去って行った。

むいとおばなはあたしを見て言った。

｢戦いをやるとは、何したらいいんだ？｣
｢戦いって、何するの？｣

2人息ぴったりに言った。

捌→←陸

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