脳漿炸裂ガール〜もう一つの卵〜

運試し？”ヒント”の文字 ページ11

モクハ「は？」

田篠「最後の文章に『ヒント』の文字があるのにお気づきですか......そうなんです。みなさんには平等に一回ずつ、ヒントを得られる機会があるんですよ」

「どうしてか分かりますか？」と私達の顔を見まわした

田篠「言いかえてしまえば、このヒントはＬＯＶＥ。可愛い教え子達に贈る、私からのプレゼントなんですよ」

田篠「では、また『こちら』をタッチしましょう。押し間違えには注意ですよ」

指示に従い、こちらをタッチした

『＿＿____という字は正解に入っていますか？』

田篠「『あ』でも『ね』でも『ぴ』でも自由に選んでください。その一文字が正解に入っているかどうかを一度だけ確かめられます。入っていなければ×マーク、入っていれば入っている数が表示されます......これでもまだ『運だめし』なんて馬鹿げたことを言うんですか？」

モクハ「......でも」

慎重に言葉を選んでいるのかゆっくりと言葉を発した

モクハ「でも......そんな、たった一文字の、ヒントなんて......」

普通はそう思うだろう
だけど、私は何と無く勘付いた

田篠「たった一文字？」

田篠「まぁ、そう思うならいいでしょう。ヒントを使うも使わないも、運にすがるのも君達次第です......市位さん」

ハナの名前を呼び、「ケータイを一台渡してください」という

まぁ、ハナが一人で二台持っていたらハナが有利になるからね

ハナは「稲沢さんに操作方法を教えたいです」といい、はなに操作方法を教えた

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)

←時間短縮？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す