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夢はアイドル ページ2
さとしside
s「毎日ごめんね。」
早朝4:30。
仕事に行く準備をしているとまつじゅんが朝食にとおにぎりを持たせてくれる。
j「いってらっしゃい。お気を付けて。」
s「いってきます。かずのことお願いね。」
アイドルという特殊な仕事をしている俺は家族で過ごす時間を作ることが出来ず3年前妻に捨てられ息子のかずなりと2人での生活が始まった。
とは言ってもありがたい事に仕事を沢山頂いている俺には仕事をしながら子育てをするということが難しく高校時代の後輩まつもとじゅんに助けてもらっている。
最近はドラマの撮影で早朝に家を出て深夜に帰宅するという生活が続いていて起きているかずなりに会えていない。
今日は夕方までドラマの撮影、その後生放送の歌番組に出演する。
久しぶりに早く家に帰れる予定。
しかも明日は久しぶりのオフ。
かずが起きている内に帰れるというだけでモチベーションが上がる。
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まつもとside
いつも通り朝、さとしさんを見送りかずくんの朝食を準備する。
そろそろかなと思っていると可愛い足音と共にかずくんがリビングに入ってきた。
k「じぇーおはよ」
j「かずくんおはよ。ご飯できてるよ。」
いつからか俺の事をじぇーと呼んでいるかずくん。
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作者名：徒夏 | 作成日時：2023年3月18日 22時
