【銀魂】常連さんは想うひと【沖田総悟】

違和感 ページ2

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――沖田さんとのお出かけから、一週間と少しが経って。



「――よォ」


「あ、こんにちは」



今日も沖田さんは、団子屋に顔を見せてくれていた。････けど。





(･･･なんだか、なぁ･･。)




――どこか違和感を感じる。何かが、おかしい。


それはもうずっと――お出かけが終わった次の日くらいから、沖田さんに感じ始めた違和感で。





何がおかしいのかは、わからない。具体的に言えと言われても答えられないんだけど、でも。


確実に、何かがおかしいのだ。




(････うぅん･･。)





精一杯頭をひねってみても、全然わからないし。




「――沖田さん、最近何か変わったことありました？」


「土方コノヤローへの恨みの気持ちが増した」




思い切って聞いてみても、その人はどこまでもいつも通りだし。････土方さんにはちゃんと同情しておいた。




(――でも、そうなると･･。)



何なんだろうなぁ、この違和感は。




「――取り敢えずみたらし頼まァ」


「･･あ、はい！」





――首を傾げたまま厨房の方へ駆けていった私を、沖田さんが何とも言えない表情で見つめたいたのだった。

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