突然そんな、 ページ4
「いや、何ってそんなの起こしたに決まってるでしょ」
「寝させろィ」
「もう10時30分過ぎてるけど」
「知らねェ」
いや知ってろ。というか布団を被るな。
「･･･朝ごはん、作ったんだけど」
「え」
「･････え」
これでどうだ、と思って言った言葉に意外にも総悟が驚いた声を発して、むしろこっちが驚いてしまう。
「･･なにその意外そうな顔」
「仕方ねーだろ、まさかマジで作るとは思わねーし」
「失礼だよね」
「うるせェ」
んじゃ、と総悟。
「お前ェに免じて起きてやらァ。感謝しやがれ」
「上から目線やめろ腹立つ」
のそりと起き上がって伸びをする総悟を尻目に、私はため息混じりでごはんを盛り始める。
「朝飯、何でィ」
「ベタな感じのやつ」
「わかんねーよ」
つーか、と総悟が何気なく口を開き。
「新妻って感じだなお前ェ」
「な、」
に、新妻ってなに！？
思わず顔が赤くなってしまうのがわかる。
「あーらら、照れちまって」
「うっさい！」
総悟の声に赤い頬のままそう言って、ごはんを盛る作業の方に意識を向けたのだった。
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ゆーきんぐ - とても面白かったです！中村さん天才です(〃ω〃) (2019年2月10日 2時) (
レス) id: 069cf04815 (このIDを非表示/違反報告)
ムーたん - 完結おめでとうございます！！こんな面白い小説が作れるなんてやっぱりすごいな中村さん…勝手ながらに尊敬してます！w (2015年11月24日 16時) (レス) id: 5500c96e92 (このIDを非表示/違反報告)
おきかぐ - すっごく面白かったです!!m9(≧ω≦)ﾉｧﾊﾊｻｲｺｰ!!!あのォ、ところでコレって終わったんですか？ (2015年4月19日 21時) (レス) id: 7cf0822214 (このIDを非表示/違反報告)
IA - 頑張ってね〜！応援してます！！ (2014年10月6日 22時) (レス) id: ebb022410c (このIDを非表示/違反報告)
中村@テスト終了(プロフ) - 皆様コメ感謝です！なんとか完結までこぎつけられました･･(;´д｀)新作、upしましたのでよろしくしてやってくれたら幸いです(*^_^*) (2014年10月6日 4時) (レス) id: 0d3c6b7cce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：中村
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nakamura_/
作成日時：2014年10月4日 13時
