【銀魂3z】裏返しの恋【沖田総悟】

まぁそいつだしいいや ページ3

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「――･･、」



朝目覚めて、突如目に入った総悟のドアップに一瞬目を見開く。


･･･うん、朝からこれは結構アレだ、ドキっとする。





「･･････ふぅ、」



取り敢えず起きよう、とベッドから足を出して立ち上がった。




「――――よし」



確か総悟には飯作れとか言われてたことだし。



「食べ物作ろ」




寝ぼけた頭をぶんと振って、キッチンの方へ足を向けた。




＊



――――



「――･･･はぁ」



目の前の料理を見つめて、ため息をつく。



･････一応、私なりに朝ごはんを作ってみたのだ。一応だけど。




メニューはいたって普通。白米に味噌汁におひたしに焼き魚。むしろベタすぎなくらい。





･･･で、残る問題は。



「･････総悟、だよなー･･」




未だ熟睡中のそいつ。


起こすのも気が向かないけど、このまま寝かせてたらお昼になっちゃうし。




ま、いっか。


総悟だし無理矢理叩き起こしたってバチは当たらないね、と思い直してバサリ。




「総悟、起きろバカ」



思い切り布団を剥いでやった。普通なら飛び起きそうなものだけど、そいつはゆっくり目を開けて。




「･･･何すんでィ、突然」




これまた眠たそうに言った。

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