【銀魂】最凶彼女【坂田銀時】

本人には言えない　side旦那 ページ10

【旦那side】


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「――――･･･、」




目を開けると、眩しい光が目に飛び込んできた。


････そして、それと同時にAの肌色も。




(･･そういや、そうだったか)




思い返してみれば昨日は･･まぁ、Aとそういう関係になったわけだ。


疲れからかまだぐっすりと眠ったままのAに目をやり、ため息をつく。



･･･黙ってりゃいいんだけどな、こいつも。




完全に気を許しきっているというような寝顔は、本人にゃ口が裂けても言わねーが可愛い。


･･････まぁそれも黙っているからだが。





(･･つーか、肌白すぎだろ)




布団から覗く肌は白く、腕なんかは折れちまいそーに細い。








････････あー、だめだ。




誰にも見せたくねーわ、こりゃ。





「･･お前、どこにも行くんじゃねーよ」




柔らかな髪の毛を右手でいじりながら言った。


まぁ余程のことがない限り離れていくような奴ではないが、その余程のことがあった時にはあっさり目の前から消えてしまいそうな奴でもあるのだ。




いっそのこと頭の中でも覗けたら便利だとは思うが、コイツの頭の中など未知の世界が広がっているに違いないからそんな考えは一瞬で引っ込む。





そして、そのとき。



――――ピリリリリ、と電子音が鳴り響いた。

電話の相手　side旦那→←膳なんて据えなくて良かったってのに！

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