【銀魂】愛しさと信頼と一抹の不安を【沖田総悟】

多分、ここからが ページ30

「あと10秒な」



「え･･！」




10、9、8、7、6･･とカウントが進んでいき。



･････私は、覚悟を決めた。





「わ･･分かった、･････そ、総悟･･･？」




なぜか疑問形だけど、それはともかく言い切って少し。反応がないので不思議に思い、微かな不安を覚えながら沖田さん･･、･････総悟を見上げると。





「････可愛すぎらァ」





不意に引き寄せられた後頭部。



再び唇が重なって。





「――――――ん、･･んー！････っ、んん！」






息が続かず、沖･･、総悟にSOSを送ったあたりで解放された。





「･･･なに、す･･！！」



「テメーが可愛すぎっから悪りィ。舌入れなかっただけ感謝しろィ」



「し、舌･･･！！？」





色々な意味で顔が赤くなってしまった。






「･･まぁ、取り敢えず」




総悟は、私の顔を見つめて。





「よろしく、頼まァ」



「･･･こ、ちらこそ」







――――――――多分ここからが、恋の本番なんだろう。




完

あとがき→←理不尽　sideA

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す