【銀魂】愛しさと信頼と一抹の不安を【沖田総悟】

態度の変化　sideB ページ3

―――――――最近、Aの様子がおかしい。




それは、少し前の息抜きという名のデート後あたりから思っていたことで。





･･なんだかおかしいのだ。Aが。



勿論、他の隊士や土方さん、近藤さん等と話すときは通常通り。･･しかし。





俺と話すときだけ、なんだかおかしい。




例えば、今まで「沖田さん」と普通に俺の名を呼んでいたのが、少々どもるようになっていたり。


例えば、今まで普通に接していたのが、少し挙動不審になっていたり。






(･･気に食わねェ･･･)





が、原因はなんとなくわかっている。



････前出かけたときの、アレ。




勢い余って「惚れてる」などと言っちまったアレ。





･･正直、もう少し様子を見るつもりだった。･････しかし。




思わず口から滑り出てしまった。春の陽気に当てられたか。





あのときは咄嗟に冗談だなどと言い誤魔化したが･･。








しかし、あの日あたりを境に、Aの俺に対する態度が変わっているのだ。

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