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仁「A！しっかりしんしゃい！」
呼びかけも虚しく反応はない
ゾクリとした背筋を抑えて仁王は胸に耳を当てた
仁「(…よかった、動いとる)」
だが、口に手を当てても呼吸音は聞こえない
蒼白になったAの頬にそっと手を触れて
仁王は彼女の顎をほんのりと持ち上げる
光「A！！」
赤「に、仁王先輩！？何を…！？」
仁「黙っとれ！！！！」
赤「っ！」
他を探していた2人もやってきて
仁王はAから目を離さず怒鳴ると、Aの口に何度も何度も、酸素を送り始めた。
『………っゲホッ、ゲホッゲホッ…！っ、ぁ…か…』
光「A…！」
『…ひ、かる…？にお…せんぱ…』
咳き込むと共に吐き出した水
虚ろな目は仁王を捉え、弱々しく名前を呼ぶとAは再び意識を手放した
仁「…ふぅ、とりあえず医務室じゃな
赤也、運びんしゃい」
赤「は、はいっ！」
彼女を横抱きにしたまま仁王は赤也へと渡す
背の低いAでは普段鍛えている彼らに取って簡単に抱き上げる事はできる
だが…、
赤「っ！？」
光「どないしてん、急ぐで？」
赤「こいつ、軽くなってる…」
今日は簡単すぎるほどに抱き上げる事ができた
仁「当たり前じゃ
が、今はそれよりもはよ運びんしゃい
財前はスマンが、俺らん部屋からAの薬とってきてくれんか？
カバンのポッケに入っとったぜよ」
光「ああ、あそこっスね
了解っスわ」
光は、掛けていたタオルをAにかけると、泊まっている個室へと走っていった
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yue.(プロフ) - なっちゃんさん» なっちゃんさん以外にももしかしたら不完全燃焼にさせてしまってる方はたくさんいるかと思います。今回はもう数年も前のお話を今でも読んでくださる方がいることと、貴重な意見いただけて感謝です(´ω｀)ドロドロしたお話も…いつか挑戦してみたいです笑 (2019年5月15日 6時) (
レス) id: e7bb6442ef (このIDを非表示/違反報告)
yue.(プロフ) - なっちゃんさん» 遅くなってしまいすみません。復讐の部分はだいぶ悩みましたが、過激にすれば今までの雰囲気が壊れるかなぁと当時悩みました(;_;)個人的にはそう言うお話も好きですが、内容によって指定をいれなくてはならなくなったり好き嫌いもハッキリするのでこの形になりました (2019年5月15日 6時) (レス) id: e7bb6442ef (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん - なんか、小説は面白いんですけど南の回でもっともっと復讐？して欲しいです。派手にやり返さない赤也も主人公も腹が立って小説に集中出来ないです。もっと南に絶望を！！ (2019年5月11日 4時) (レス) id: 0137e22542 (このIDを非表示/違反報告)
yue.(プロフ) - 煉海さん» 壊滅的な英語苦手ってどのくらいなのか困りますwwガッデム！！ (2018年4月7日 1時) (レス) id: 327fda9cd8 (このIDを非表示/違反報告)
煉海 - 自分の英語力恨む赤也くん乙wwwwwww (2018年4月6日 22時) (レス) id: a0ddb5db9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆえ | 作成日時：2017年1月7日 21時
