【テニプリ】最強ガールが出会ったのは６

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光「あれ、Aどこやの？」


遊んでいた集団がプールサイドに上がると
光は赤也に聞いた


赤「A？いるだろー
今まで一緒に遊んで…ってあれ！？」



いない。





光「はぁ、お前なぁ…」

赤「いやでも！さっきまでいたんだぜ！？
それにアイツ最近気付いたら居ない時あって
仁王先輩みたいに！こう、ふらぁ〜っと！」

仁「なんじゃ赤也、呼んだか？」



ふらぁ〜っと現れた




今までどこにいたのやら
仁王は濡れる事もなくパーカーを羽織っている


おまけにちっちゃなパラソルとオレンジがささったグラスなんて持ってるもんだから
彼の脳内完全リゾート気分である




赤「あ！仁王さん！A見ませんでした？」

仁「いんや、見とらんが
一緒じゃなかったんか？」

赤「いや、流れるプール入るまで一緒だったんスけど
なんか気付いたらいなくなってて…」




うーんと唸る赤也に呆れ顔の光

その２人の間をすぎて離れた所にAとは真反対の白色の水着


その人物を仁王らちらりと見ると
ハッと目を開かせた




南「……ｸｽｯ」



赤「え、ちょ仁王先輩！？どこに…って財前！？」





突然飛び出した仁王に
それに釣られ反対へと向かっていく光


詐欺師には南がなぜ笑ったのかわかったようだ




取り残された赤也はなんだかよくわからないと首をかしげ
仁王が去っていった方へ、追うように向かって行った





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