【テニプリ】最強ガールが出会ったのは６

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それから毎日、同じ日が続いた


手を抜かないマネージャー作業
練習に混ざるのも、コーチをするのも
そして悟らせないポーカーフェイス

変わらず明るい赤也


全部全部、おなじ…



Aの一日は夕方まではみんなと同じ様に過ごし
その後は1人で練習



幸「ねぇ真宏、なんか…痩せた？」

『ん？そんな事ないと思うけど』



食堂にもあまり居たくなくて素早くすませる
だから少ない量は更に少なく


あの２人の笑顔が向き合う度にトレーニングを増やした


そのせいか、少なからず体重は落ちたようだ




幸「食事はしっかりとらないと」

『そうだね、最近少なかったかも。気をつけるよ』



フッと笑ってジャージの上着のファスナーをグイッとあげる
周りにはバレたくない、そう思ったからだ








仁王side




気づいたら合宿も４日経っとった


もう４日、まだ４日か俺にはようわからんが色々あった気がする

と、言ってもあったんは俺じゃないきAじゃ




俺は前回の合宿であいつとダブルス組んで、気づいたら…惚れとったみたいぜよ





「ねぇ真宏、なんか…痩せた？」

『ん？そんな事ないと思うけど』




じゃけん、やっぱり目が行ってしまうんよ



好きなら奪えばいい


そんな言い方をする佐藤もわからない訳じゃない
が、それでもやっぱり俺はあいつに笑っててほしい



赤也もAも大事な後輩じゃ
ここは大人にならんとのう


他人の恋愛事情に口出しなんて野暮なことはしたくないが


こればっかりは、無理ナリよ。



今晩、あいつの後をくっついてって見るぜよ






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