【テニプリ】最強ガールが出会ったのは５

番外編＊ ページ26

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『別に、いつもと変わらないんだけど』

赤「嘘つけ！昨日だって１人で帰ったり
メールも突然返事が来なかったり、おかしかったじゃねぇか！」

『昨日？それはちゃんと言ったろ？
メールだっていつもあの時間に赤也寝落ちするし』

赤「けど！今までは帰り一緒だったしメールも俺が寝てても返事はしてたじゃねぇかよ！！」




何を怒ってるのかわからない
それでも赤也の声のボリュームは上がる一方




『それは赤也が起きた時メール入ってないと寂しいって言うからじゃん？だから朝からに変えただけ

それに昨日は私と同じ匂いがいいってジャージ洗濯してって渡してきたじゃん？
かさばるから混んでるバスはやめて歩いて帰るって別れただけだし』


仁「ほーう、赤也は普段そんな事をAに言うとるんか」

ジ「意外な一面だな」




うむ、それは赤也にもちゃんと理由を言ってる事だし
それでおかしいとか言われても、全くもってわけわかめである




赤「な、おま…！」


そんな赤也はふるふると両肩を震えて顔が真っ赤だ





赤「プライベート侵害だ！Aのアホー！」

柳「赤也っ」

比「切原くん！それを言うなら…！」


『…プライバシー、だろ。』





赤也はAの部屋から飛び出して行ってしまった。







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幸「クスッ、じゃあ真宏、赤也は帰った事だし
少しいいかい？」

『あ、うん
丁度よかった、私も幸村くん達に話があったから…』



どこか真剣な表情
走り去って言った赤也の事はもはや誰も気にしていない


幸村は綺麗な微笑みで、ん？と首を傾げる
柳と仁王はフッと笑って、他のメンバーも目を合わせている



幸「それじゃあ、始めようか」

『うん』






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