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手が空いて、遠山のリベンジマッチ
審判台には光が座り、試合開始
『っ、打球の力が強くなってる
やっぱり君は底が見えないねッ!』
金「練習頑張ったんや!まだまだ行くでぇー!大車輪ッ!」
『っ!?』
ぐるんぐるんと回って砂煙を上げる遠山の奥に、赤也の姿
そしてそれに駆け寄ってタオルを渡す南も見えた
金「ヤマアラシィィぃ!!!」
『なっ…!?』
以前は返したこの打球
重いと言っても、自分の体を前にずらしながら返したり、後ろに下がる事で返せない事はなかった
それなのに…
カランっ____....
光「ふぃ、15-30…」
返せなかった
Aのラケットは弾き飛びコートへと落ちる
ボールはコロコロとベースラインを過ぎ壁であるフェンスへとぶつかった
金「やったで!ついににーちゃんのラケット弾いたで!!」
『…』
一瞬の隙、それを遠山が見逃さなかった
という訳ではない
これはAに油断ができたからだ
確に、パワーアップはしてはいるもののAもまだ負けてない
光「A?___…Aっ!」
『あ…ごめんひかる、サーブね、わかってる』
光「はよ打ちや」
『…うん』
…なんだろう、集中できない
遠山の後ろを見ると2人はもう居ない
2人でどこかに行ったのだろうか
それとも渡しただけでわかれたのか…
らしくもない、テニス中に集中を切らすなんて
再びでてきたモヤモヤを断ち切るように空へと高くボールをあげてサーブを放った
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yue.(プロフ) - 藍さん» ありがとうございます!全然気づきませんでした!w (2016年12月27日 0時) (レス) id: 327fda9cd8 (このIDを非表示/違反報告)
藍 - 4の方最強ガールじゃ無くて最近ガールになってますよー (2016年12月27日 0時) (レス) id: b5991fbf2b (このIDを非表示/違反報告)
SAKUYA(プロフ) - 笑笑ありがとうございます (2016年12月12日 17時) (レス) id: c017e395ea (このIDを非表示/違反報告)
yue.(プロフ) - SAKUYAさん» 昨日、同じかなぁ…と思いました!作品と作者名は結構覚えてるので!固定了解しました!しっかり覚えておきますね! (2016年12月12日 17時) (レス) id: 327fda9cd8 (このIDを非表示/違反報告)
SAKUYA(プロフ) - そうなんですか!!有難うございます!!あと、ゆえさんの作品によくコメントさせていただいてるんですけど、仁王サクヤとjokerって私なんですよ、笑。名前変え過ぎで…もう変えませんけどね!! (2016年12月12日 17時) (レス) id: c017e395ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆえ | 作成日時:2016年11月23日 15時