【テニプリ】最強ガールが出会ったのは５

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午後からの練習は、フリーゲーム


相手を見つけてバンバン試合していいと言う合同練習だった




金「あぁー！！Aのにーちゃんやんか！」

『遠山君、久しぶりだね』

金「ほんまやな！それよりにーちゃん
試合しようや！ふりーげーむなんやろ！」



そう言って彼はキラッキラとして目を向けてくる
後ろからは白石さんが遠山くんを宥めようと走ってくる音が聞こえてきた



白「こら金ちゃん！アカンで
真宏さん今マネの仕事中なんやから！」

金「いやや！ワイはやる！」



やはり、この２人のやり取りは親子のよう
うちの母親とは違うタイプのお母さん…




『ごめんね、遠山くん
今は作業があるから…手が空いた時でいいかな？』

遠「ええの！？」

『うん、私も仕事が無ければ参加できるし』

遠「わかった！できるようなったら教えてや！」




ブンブンと手を振って、試合相手を探しに別コートへと向かった



残った白石は、ふうっと呆れ笑いにため息をこぼした




白「ほんま、あのゴンタクレ真宏さんの言う事素直に聞くなぁ、関心やで」

『いつもは毒手、じゃないとダメなんでしたっけ』



スルスルと、包帯解いて…

わがまま言うと…って




『…クスッ』

白「なぁ！？ちょお、笑わんといてや！
こっちはマジなんやで！？金ちゃん相手だけだけど！」

『すいません、クスッけど…！』



やっぱり毒手ってウケる


さっきまでのモヤモヤが晴れるみたいに笑えた







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