【テニプリ】最強ガールが出会ったのは５

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光side




合宿は面倒

けど、引っ越したAと気軽に会うことはできひんなったから
ラッキーと言えばラッキー


まあ、わがままと変に探検とか言ってウロウロは辞めて欲しいんやけど



謙「お、財前。ええところに居たなあ
これから部屋のみんなでトランプすんねん、お前もきいや〜」

光「…めんどいんでいいっス「よっしゃ決まりや！後は白石が真宏さんつれてくんでな〜」…」



あー…
謙也さんってほんとせっかちやわ
つーか断ってんのに…スピードスターいうより、せっかちスターやないか？コレ。




そして集まって来た、と言うより部屋に戻ってきた切原と佐藤サン

その次に、白石部長とAに…仁王さん？





珍しい、騒がしいの苦手そうやのに。



部長と謙也さんがトランプ片手に何をするか話してるその横に会話は微塵もなくて


俗に言う、微妙な空気っちゅーやつや





スマホ片手にそれをチラ見で観察してみると
仁王さんは欠伸をしてから、ふらふらとうちの先輩らん所に寄っていく



そして切原はAに何か話してから、すぐにその輪へと入ってく




残ったAに佐藤さんはお互いこれまた微妙な距離で

話をする事はなかった



けど、それは別に可笑しい事とはなんも思わん


事情を知ってる身としてこればっかりはしゃーない事だと言える。





静かに通知を知らせて震えるスマホに視線を逸らすと

なんだか一瞬、視界に違和感を感じて再びAへと戻しすとゾッとした







アイツは無意識にくせを出して



まるで


昔アイツを初めて病院に連れてった時みたいな

そんな顔をした気がした＿＿＿＿...






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