【テニプリ】妹コンプレックス!!

if〜memory of birthday#3 ページ42

.







「あれぇー？どーこ行っちゃったんだろ
あ、すいませーん！」



またしても…！？




声をかけてきた男の人はオレンジ髪のなんか見たことある人





財「…なんスか？」

千「お、関西弁だラッキィー！←
君たちさぁ今ここから猫、出てこなかった？」

『え、猫…？人間ですか？』




日吉くんの件が相当尾を引いている
財前くんはものすごくめんどくさそうな顔をしていた





千「え？ちがうよ！三毛猫のもふもふだよ！
いや〜俺生粋の猫派でさ！見かけたらつい追っかけたくなっちゃうんだよね！あはっ！」

『…はぁ』

財「猫ならみてませんよ、人通りもあるしこっちには出てきてないんとちゃいます？」




財前くんの言葉に肩を落として路地に戻っていく


思い出した、彼は確か山吹中の千石さん…だっけ？





『…なんか、ネコの話はしばらくいいや』

財「そやな。」





はぁっとため息を吐くとふいに手をとられ握られた



『財前くん…！』

財「…しゃーないやろ」



ふいっと顔を背ける
でもなんか、耳が赤い！かわいいっ！
きっとさっきのこと気にしているんだね、大丈夫！財前くん以外は二次元にしか興味ないから！



ちょっとご機嫌になりつつまたしても街を歩く。






途中、すごい勢いで殺虫スプレーをまく跡部さん




ヘラヘラとバカ丸出しな笑みで焼肉を誘う赤也に、小食だから嫌だと拒むブン太先輩




さらには、どちらがいかに爽やかでダンディな男か競い合う海堂くんに桃城くん



などなどを見かけて迂回





目的地のモン狩るコラボをしてるゲーセンについた時には激しく疲労していた



『…なんて日だ』

財「東京怖ない？」




いやそんなことは無い！決して！
京子と来る時はこんなこと一切ない！！




『あはは、あ！財前くん見てみて！
ニャルガクルガのフィギュア飾られてるよ！』


とりあえずさっき見たものは全て忘れようと店内を散策する

クレーンの景品や、ゲームなんかもコラボものが多い
嬉しい！このゲームをきっかけに財前くんと距離を縮めたのだ




『あ、ニャラルーのぬいぐるみ！
財前くんに取ってあげる！』



こう見えてもキャッチャーは得意！
狙い目 どこだ、どの子がいいかを見定めてると横からすっとお金が入れられる




財「こういうんは男のジョブやで」

『財前くん…！(ﾄﾞｷｭﾝ)』






＿

if〜memory of birthday#4→←if〜memory of birthday#2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す