【テニプリ】妹コンプレックス!!

あくまでお供ネコ ページ27

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練習、各校は用意されたコートでアップ
そしてラケットを振るもの
中には敷地内を走り込む物もいる



そんな中、Aは…



『ひぃーーーーー！
こんなん聞いてなーーーーい！！』



大量のボトルを入った籠を持って叫んでいた



ああ、なんでこんな重いものを持たないといけないのか



４校分のドリンクを作り、そして配る
ざっと30人は居るであろうこの合宿の全てを用意し配る



彼女は立海大だけだと甘く見ていたのだ




「ふーん、そんなのも持てないんだ」

『普通持てないよ〜…って、誰？』



地面に置いてへこたれてたら後ろから声がかかる
振り向くとそこには、帽子を被った少年が１人…




越「神の子さんの妹って聞いたから、もっと力あるのかと思った」



生意気である。



『…………』



そんな言葉を発した坊やにふらふらと近付いて前に立つ




そして一言


『私はパワーSのラスボスキャラじゃないから！』




どやぁ…！



越「…パワーSね、確に」

『そのジャージは青学のルーキーの越前君だね？』




来る前、柳先輩から選手の事を色々聞いたのさ！
試合にはあまり行かない私は他校どころか同中のテニス部の人達もあまり知らない



フッと、無愛想にも見える表情
おたくの部長さんと並べたらなんか執事と主人みたいだ


どっちがどうとかは、言えない。


リョーマ様イエスマイロードとか言ってほしい、じゅるり



越「…なに？その顔」


ハッ！いかんいかん
思わず思考が京子になる所だったよ



そんな事より、


『ねぇ越前くん、この青学ドリンク一緒に運んでくれないかな^^』


お兄ちゃんスマイルでこの猫目の坊やにお願いしよう
私のへこたれた心を補正する様に



越「…それ、お願いじゃなくて命令に聞こえるんだけ『え？^^』…」



帽子のつばで表情を隠す
越前くんは静かに置いてあるブルーの籠を持ってくれた


青学コートまでの道中
お供ネコと共に進むことにした






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