【テニプリ】妹コンプレックス!!

めだちはしないから ページ24

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ワインの色したサンセットパーク
なーんてことはなく、茜色した通学路


結局、Aからチョコを貰えずバス待ち



はぁ、俺なんかダサくね？
まあ別にチョコレートなら腐るほどもらったし？
先輩程じゃねぇけど、紙袋２つには収まって


それなりに俺だってモテるし？おすし？



そんな事を考えてたらなんか余計に惨めな気分になってきた、そんな時だった




『はぁっ、待って、赤也っ！』

赤「へ？」



バス停まで走ってきたのか肩で息をするA
いったいどうして、だってコイツ家は真逆だし…えーと…



『間に合ってよかった、部室に行ったらもう帰っちゃったって聞いたんだもん』

赤「あ、ああ…わりぃ」



え、まって。この流れってまさか…




『ハイこれ、なかなか渡すタイミングなくて』




ｴﾝﾀﾞｧｧｧｧｱｱｱｱｲﾔｧｧｱｧｧｱｱｱｱｱ!!!



いやいやいや、そうじゃなくて！




赤「え、い、いいのか？」

『？何言ってんのｗ
これは赤也の為に用意したんだよ！』



にっこりと渡すAの手には確か境に渡したやつとは違うラッピングのチョコレート



赤「っ///さ、さんきゅ…！」


これはまさか、本命チョコっ！！？



『…///ん…じゃあ、私、もう行くね』

赤「あっ、おいっ…！」




引き留めようとした丁度
俺が乗る予定のバスが到着した



まったく、タイミングがいいんだか悪いんだか
やってくれるぜ運ちゃん…



火照った顔を片手で覆い隠して
俺はバスに乗り込んだ




やべぇ、ガチ嬉しい…







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私ちょっと最後の手段で決めちゃう→←あなたにあげてみても

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