【テニプリ】妹コンプレックス!!

と言う、夢を見たんだ ページ18

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おっはーよーおのオーディションしてっ
ふふふふんふっふーんふっふー



おはよう！おはよう！切原赤也だ！



俺は今、猛烈にテンションが上がっている



それは他でもない、面倒な地獄の合宿
そう思っていたが今年は違う！
なんとAがマネージャーとして参加だぜ！



気合い入りまくりの俺は寝坊する事も無く、金曜日でもないが髪をセットし、第一声の練習をした


もちろん、誰よりも先にAにおはようっていう為だぜ！


「赤也〜起きなさーい、遅刻するよ！」




っるせーなぁ〜、もう既に起きてんじゃん
準備おっけー！髪型もバッチリおっけー！！








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「…と、ゆう夢を見ていて遅れた確率87ぱー


「うああああああ！！そうだけど！そうなんスけど！大声で言わないで欲しいっス！！」」





待ち合わせから5分経ち
赤也は“いつも”通り寝坊して、遅刻した





真「赤也っ！お前はいつもいつも…！
アレほど遅刻するなと言ったのに！たるんどるっ！！」

赤「すいませんっスー！副部長ォーー！！」



これもいつも通り、そして現実。




『真田先輩に柳せんぱーい！赤也が来たなら、早くバスに乗ってってお兄ちゃんがー』


柳「だそうだ弦一郎、我々もバスに乗ろう」

真「うむ、そうだな」



説教だ！そう言っていた真田を止めるようにAが呼びにくる。


当然だが、先程の「準備おっけー」のくだりは、赤也の夢であり、妄想である



ほっとした赤也も２人を追ってバスへ乗り込む
一番に挨拶はできなかったもののせめてバスでは隣にと急ぐ。




真「そうだ、赤也
お前は俺の隣だ、説教がまだ残っている」

赤「うえっ！？」




ああ、これも夢だったらいいのに───…







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