【テニプリ】妹コンプレックス!!

ガールフレンド(仮) ページ14

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待ちに待った放課後！
やっとAと対戦！そしてデート！(仮)
の、はずなのに···



『うわっ！丸井先輩上手いですね！
なるほど、そこでコンボを繋げると···』

丸「さすが俺、天才的？」


赤「お、おーい…」




『わ！シークレットキャラ！初めて見ました！超絶美少女！！』

丸「だろい？」



赤「……」




Aとよくやる対戦ゲームそこに座ってるのは俺ではなく丸井先輩…





丸「よっしゃ！どう？天才的？」

『まじパネェっス！天才的っす！！』




そしてさっきから2人で盛り上がっているのだ
つーか丸井先輩何回天才って言や気が済むんすか！






幸「あ、仁王、うまいじゃないか」

仁「ピヨ」

柳「ふむ、データだな」




…珍しく部活が休みなのに、こうして全員でゲーセンに来ている

しかもAのやつ、誘ったのは俺なのに先輩らとばっか話してて一向に構ってくれねぇ…








『ねー赤也！やらないの？』


両替機の前で突っ立ってると横からひょっこりとAが顔をのぞかせた


赤「おっおまっ！いつから？先輩は？」

『丸井先輩？
ゲーム終わってキャッチャーでお菓子取りに行ったよ？』

赤「そ、そうか…」





前屈みのせいか上目遣い
部長に似てるけど、やっぱAってかわっ、かわいい…




『むむ、ねぇねぇ赤也！ナマDやろ！』

赤「お、おうっ！」




腕っ！腕引っ張られてる！！
両替した小銭を取ると、Aは俺の腕を引っ張ってレースゲームへと連れてった



タイミングよく先輩達もいない。

やっと２人きり…




やっぱり、俺今日コイツ誘ってよかった！
先輩達も一緒だけどそれでも…！







(ひゃっはー！やったー！私の勝ちー！)
(うえ！？あそこでドリフト決まってれば勝てたのに…)
(ふふーん、修行が足りんよ修行が)
(なんだよい、赤也負けたのかよい)
(ふふ、そっか赤也負けかー明日の練習、グラウンド追加かな？)
(えぇ！？なんでっ)







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