追憶 7 ページ8
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簡単な感情ばかりで生きていたら、元から薄かった影はもっともっと薄くなっていって
いつの間にか、今まで愛情を注いでくれた人の温もりさえも忘れてしまった
もう僕を見つけてくれる友達はいないのかもしれない、なぜか確信してしまう
僕なんていないも同然じゃないですか。
ドーナツってご存知ですか?
真ん中に穴が空いたスポンジケーキみたいな感じですかね……。
そんなドーナツの穴みたいに
穴を穴だけ切り取れないように
僕が本当にここにいること
決して証明できるわけがないのだから
バスケットボールを持ったまま、雨の中立ち尽くす僕は
きっと泣いているだろう
本当に
どうしようもないな
なんて
僕が呟いた小さな声は
誰にも聞こえないまま、雨の中静かに消えていった
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威風堂々 - ありがとうございます!ありがたきお言葉…(((o(*゚▽゚*)o)))更新は亀になると思いますが、頑張ります! (2016年6月22日 6時) (レス) id: 9b52e74451 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの(プロフ) - 続きはないのですか? 転校してきた後のストーリーが見たいです! よろしくお願いします! (2016年6月21日 22時) (レス) id: 97b0709fbc (このIDを非表示/違反報告)
威風堂々 - ありがとうございます!頑張ります (2016年5月29日 14時) (レス) id: 9b52e74451 (このIDを非表示/違反報告)
794鶯平安京 - 面白いです!更新頑張って下さい! (2016年5月29日 14時) (レス) id: 7e6e7f9b95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:威風堂々 | 作成日時:2016年5月29日 12時