エピローグ ページ22
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「彼女は僕を必死になって見つけてくれた。それだけで僕は幸せでした」
「テツ、小学生の頃はもっとすごかったのか……」
「想像できないなぁ…。その子とは、今も続いてるの?」
「はい。週一で手紙を送っています」
黒子が珍しく笑みを浮かべた。
「手紙って…なんか憧れるね!いいな〜その女の子…私もいつかテツくんと……//// 」
桃井が妄想の世界へ入ろうとしたその時。
キーンコーンカーンコーン……
チャイムがなり、昼休みが終わってしまった。
「じゃあなーテツ。戻るわ」
「あぁっ!待ってよ大ちゃんっ!じゃあね、テツくん!」
二人は、廊下を走り気味で教室へ戻っていった。
黒子はそんな二人を見ながら、彼女を思い出す。
「いつか……また会いたいです」
黒子は、静かに自分の席へと着いた。
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《次の日》
「今日はカナダから転校生がいます」
黒子のクラスに、そんな担任の声が響いた。
__ どんな人かな
__ 仲良くなれるといいな
そんな声が聞こえてくる。
「 ( カナダ……?…まさか… ) 」
黒子がそう思っていたその時。
「入っていいぞ」
その声を合図に転校生が入ってきた。
「……カナダから来たA Aです。よろしくお願いします」
二人の物語は
まだ始まったばかり _____ 。
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威風堂々 - ありがとうございます!ありがたきお言葉…(((o(*゚▽゚*)o)))更新は亀になると思いますが、頑張ります! (2016年6月22日 6時) (レス) id: 9b52e74451 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの(プロフ) - 続きはないのですか? 転校してきた後のストーリーが見たいです! よろしくお願いします! (2016年6月21日 22時) (レス) id: 97b0709fbc (このIDを非表示/違反報告)
威風堂々 - ありがとうございます!頑張ります (2016年5月29日 14時) (レス) id: 9b52e74451 (このIDを非表示/違反報告)
794鶯平安京 - 面白いです!更新頑張って下さい! (2016年5月29日 14時) (レス) id: 7e6e7f9b95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:威風堂々 | 作成日時:2016年5月29日 12時