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追憶 10 ページ11

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白い空間。

何にもない、白だけしかない空間。





Aはぽつんと一人立っていた。


「ここは……夢?」





目が慣れてくると、理沙をはじめとするクラスメイトが遠くに見えた。

Aは、クラスメイトのところへと向かった。


「みんな〜!」


そう言っても、誰も振り向かない。

誰も何も言わない。


「どうしたの…?」

まるで私を認識していないかのように。

すると、クラスメイトが何か話し始めた。


「ここのクラスって30人だったっけ?」

「え、そんなわけないでしょ。32人でしょ、今年64人なんだから」

「じゃあ、数えてみてよ」

「1.2……本当だぁ、30人……。」


その子は、Aを数に入れずに数えた。

「ね?」

「私の思い違いだったみたい。ゴメン」

「ううん〜♪じゃ、行こっか」




「……に…これ…なにこれ……」


Aはいつもとは違う友達にただ戸惑うことしかできなかった。

ふいにトントン、と肩を叩かれた。


「もしかして、理沙 _____ え?」


そこにいたのは、あの水色髪の少年だった。


「これで仲間ですね!」

少年は、ニコリと嬉しそうに笑った。

Aは、なんだか怖くなって遠のいていく友達に助けを求めた。


「ねぇ!誰か!気づいてよ!理沙!みんな!なんで気づいてくれないの?」

どれだけ叫んでも、何をしても友達は振り向かない。

一向に遠のいていくばかりだ。



「……だレ……カ ________ 」

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威風堂々 - ありがとうございます!ありがたきお言葉…(((o(*゚▽゚*)o)))更新は亀になると思いますが、頑張ります! (2016年6月22日 6時) (レス) id: 9b52e74451 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの(プロフ) - 続きはないのですか? 転校してきた後のストーリーが見たいです! よろしくお願いします! (2016年6月21日 22時) (レス) id: 97b0709fbc (このIDを非表示/違反報告)
威風堂々 - ありがとうございます!頑張ります (2016年5月29日 14時) (レス) id: 9b52e74451 (このIDを非表示/違反報告)
794鶯平安京 - 面白いです!更新頑張って下さい! (2016年5月29日 14時) (レス) id: 7e6e7f9b95 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:威風堂々 | 作成日時:2016年5月29日 12時

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