二百四十話。 ページ41
Aside
「へえ、じゃあミルコのところでインターン受けるんやね！
私も行きたいけど…募集してなかったのよね。」
「やっぱり皆そうだよね。」
次の日の休み時間、お茶子ちゃんとそんな話をした。
どこも職業体験のところでは受けられなかったり、今回は見送る人が多いみたい。そりゃそうか、そもそも職業体験の指名の数もだいぶ偏っていたって先生が言っていたし。
仕方ないか。
「それよりさ、パンケーキ、いつ食べに行く？」
「あ、そうだよね！いつがいいかな…でも私今週からインターンが始まっちゃうし。」
「私もインターン行きたいしなぁ。」
ミルコさんからはあの後、先生を経由して明日から始まる、というのを聞いている。ミルコさんとのインターンは日本のいろんなところに行くから行ってしまえばしばらくは時間が取れないだろうな。
そこを考えるとするなら、やっぱり…。
「急だけど今日行っちゃう？」
「…いっちゃう？」
提案するとお茶子ちゃんはパッと顔を上げてニコニコしだした。
タイミングを逃すといけなくなりそうだし、今日行ってしまうのが一番いいだろう。それにこれからのことを考えると、私はインターンの後は時間がない。
もう、いけなくなってしまうだろうし。
「そうと決まれば外出届出さなきゃ！」
「そうだね！授業終わったらすぐ行こ！
どこにあるんだっけ？」
「最寄りから三駅いったとこ！すぐ着くよ！」
ふわふわのパンケーキを想像してうれしくなる。
「早く放課後にならないかな。楽しみ！」
「何味にする？そこ大事やない？」
お茶子ちゃんがまたスマホを開いてたくさんの画像を見せてくれた。
フルーツがたくさん乗っているものに、おいしそうな白いふわふわがいっぱい乗っているものに、種類がたくさんあってびっくりした。
「これ食べてみたい！」
「これね！
生クリームいっぱいでおいしそうよね！私はこっちかなぁ。」
「席に着けよ。」
「やばっ、じゃあまた後でね！」
そう言ってお茶子ちゃんは席に戻っていった。
放課後がすごく楽しみになった。
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猫(プロフ) - 凄く面白いです！！更新されるたびワクワクしていました(*´ ꒳ `*) (2022年1月23日 0時) (
レス) @page14 id: 159bb94574 (このIDを非表示/違反報告)
hgf、jhさいこうでs - 最高です‼️何回も読み直しています！続きが楽しみです。。。ああ、早く夢主ちゃんを救って欲しい。。。 (2022年1月21日 20時) (レス) @page13 id: 9afd2abc65 (このIDを非表示/違反報告)
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