カルテ01 ページ2
はぁ、これで何回目だろうか。
スマホに表示される時間に追われながら病院に走る。
私が通う病院はすごく特殊。
私みたいな患者が行くところ。
なぜこんな楽々と走れる私が病院に通っているか?
それは、私の目、いや脳に原因があるらしい。
それは遡ること半年前。
『お母さん、Aさんは私たちも経験したことのない奇病に冒されているようです。』
『っ…!!』
『ご安心を。我々心してAさんの治療に当たります。』
『…その、病名は…?』
何だったかなぁ。
難しい名前。
まぁ、いいや。
よし、見えてきた。
自動ドアをくぐり、受付に会員証を見せた。
B1に行って、私の名前、“羽ヶ咲 A”の札がかかってる扉を開ける。
今日もそこには、私担当の先生がいた。
「こんにちは!緋純先生!」
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円香(プロフ) - くまの助さん» 読んでいただきありがとうございます! ジャンル、そうですね…アドバイスありがとうございます。 (2018年8月21日 7時) (レス) id: d1740a14bb (このIDを非表示/違反報告)
くまの助(プロフ) - 気がつけば読み終えていました。ジャンルがファンタジーよりミステリーかな?という印象です (2018年8月20日 21時) (レス) id: 20308b11a1 (このIDを非表示/違反報告)
円香(プロフ) - 吐露@菊秦芳は露を吐くさん» ありがとうございます!病院シリーズは初めてなのでよくわからなかったのですが…そう言ってもらえて少し安心しました(笑) (2018年6月9日 20時) (レス) id: d1740a14bb (このIDを非表示/違反報告)
吐露@菊秦芳は露を吐く(プロフ) - なんだかお話の設定やら病院の雰囲気やらがしっかりしていて読みやすかったです!続きを楽しみにしていますね! (2018年6月9日 20時) (レス) id: 07eaa6a5bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:円香 | 作成日時:2018年4月23日 17時